劇場公開日 2010年12月18日

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ばかもののレビュー・感想・評価

全23件中、21~23件目を表示

4.0大人が楽しめるラブストーリー

2010年12月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

内田有紀が体を張って大胆なベッドシーンにチャレンジしているものの、いまいち話題になっていない本作は、公開規模は小さいものの、大人が楽しめる良作だった。

ひどい失恋を経て酒に溺れ、満たされない気持ちを埋めようとするものの、アルコール依存症になってしまう成宮寛貴の熱演も光るが、10年の歳月を経て再び出会う男女の微妙な距離が埋まって行く様を描く過程は、静かな感動に満ちあふれている。内田有紀が女優として1ランクも2ランクも上のステージに上がった作品だと重います。ありきたり&お決まりのラブストーリーに飽き飽きしている方にはオススメです。

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ダース平太

4.0ばかもの

2010年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

怖い

離れられない二人は凄く泣けるし依存は怖いと思ったでも好きな人がいると違うと感じた。
成宮くんも最高だけど内田有紀の演技も素晴らしいです

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ten

4.0ラブストーリー

2010年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

難しい

、「ばかもの」というタイトル、絲山さんの作品という事で、絶対、独特で深い類のものだと思っていたので、原作を読んでから観たかったのですが、間に合わず、原作を読まず鑑賞しました。成宮くんにとっては新境地といえる作品でしたが、彼も、内田有紀ちゃんもサラリと自然に演じ切っていました。10年の歳月の中での、成宮くんの表情の変化も良かったです。最初に、額子が「ばかもの」って言って、最後は、ヒデが「ばかもの」って言って、本当にそんな二人で、柔らかな中に、突き刺さるような愛を感じました。不器用で、脆くて、強くて、繊細で、逞しくて、人間の色んなものが詰まった作品で、それがビシビシ伝わってくるので(殴られている感じ)、ヒデが額子に捨てられたところからエンドロールが終わるまで、ずっとボロ泣きしてました(*_*) 最初のヒデには気付けなかった、額子を失って自分の中にずっぽりと空いた喪失感の深さといったらなかったです。失って気付く、失いたくないのに失う、そんな事もテーマのひとつになっている作品です。そして、やっぱり原作を読みたいと思いました。映画であそこまで深く人間に入り込めるなら、原作はもっとだろうな、と。どこまでも人間臭い作品ながら、ラストの希望ある光もあって、ふたりはこれからどう生きていくのかなと、とても良い余韻が残る作品です。

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リリヲ
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