「少女漫画の映画化の良作」パラダイス・キス 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
少女漫画の映画化の良作
向井理演じるジョージが初対面でいきなり、北川景子演じる紫を下の名前で呼び捨てにする所からして、少女漫画の世界丸出し。
それがイイか悪いかは全然別として、男一人で見るのには勇気のいる内容だが、結構飽きずに楽しんで見れた。
さすが「NANA」の矢沢あい原作だけに、華麗なファッションには目を見張る。
もし日本アカデミー賞に衣装部門があったら、「プラダを着た悪魔」のようにノミネートされても全然おかしくない。
北川景子、向井理ら若手俳優らは、その魅力を余す事なくフレッシュに好演。
キャスティングの上手さというか、旬な二人を揃えた戦略の勝利だろう。
(原作は読んでないので、原作のイメージ通りか否かは別だが)
少女漫画の映画化もピンからキリまであるが、今回は「NANA」「君に届け」と並んで成功した良作だろう。
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