これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫のレビュー・感想・評価
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おばかを 楽しむために良い映画だとは思うが、 自分には昔ほどこうい...
おばかを
楽しむために良い映画だとは思うが、
自分には昔ほどこういうノリ苦手になった。
堀北真希きれいだったが、
もう少し声を張って
ふざけて欲しかったかも。
浅野忠信の、
ノリノリなふざけ具合良かったのだが、
自分には合わなかった。
これでいいのか?!この映画
サンデーではずっと人気ランキング1位だった「おそ松くん」だったが、やがて少年マガジンで「天才バカボン」の連載が始まり、その影響で「おそ松くん」の打ち切りが決まる。その後は「もーれつア太郎」を連載させ、新キャラクター(ニャロメなど)を登場したおかげで盛り上がるが、赤塚の実母(いしだあゆみ)が死に、経理担当者の詐欺により大スランプに陥る・・・
赤塚の人物像については、人気漫画家となってからしか描かれてないし、後半になるとギャグの世界を何か勘違いしたかのような映像で押しまくる。堀北がバカになりきって編集者として成長する物語にすることと、赤塚自身のスランプの姿を描いてはいるものの、本当にこれでいいのか?と言いたくなるような映画。
真面目にバカをやる
赤塚不二夫のことはおそ松くんとバカボンの作者、くらいのことしか知らなかった。満州に住んでたとか、普段からバカだったとか、逮捕歴があるとか、経理に金持ってかれたとか、初めて知った。生半可な人生歩んでなければこんな有名にはならなかったのかな。いろいろ経て人の心に残る作品が書けるのかな。例えそれがバカな作品でも。堀北真希の無駄な足出しが気になって邪魔だった。わざと?
これでいいのか!?
「おそ松くん」「天才バカボン」などを生み出したギャグ漫画の大家・赤塚不二夫の破天荒な生き様を、担当編集者の視点から映画化。
その編集者のノンフィクションが原作だが、編集者が男から女へ変更など別物なくらいに脚色されているという。
赤塚不二夫に扮するのは、浅野忠信。全然似てないのはご愛嬌だけど、弾けたなりきりっぷりは天晴れ。
担当編集者・初美に、堀北真希。酒に酔って女王様プレイしたり(!)、靴で頭をど突かれたり、従来のイイ子ちゃんのイメージを覆す快演。先にも述べた通り男から女へ変更になっているが、可愛いからいいのだ!(笑)
真面目にバカをやる。
赤塚不二夫そのもののように、映画は終始おバカコメディ。
だけど、余りにも支離滅裂過ぎ。
新人編集者の初美は少女漫画の担当志望だったが、赤塚の担当に。たくさんのバカに振り回される。
本当にギャグ漫画みたいな悪ノリテンションに呆然。
だが徐々に人気は低迷、マザコンだった赤塚は母を亡くし、悲しみに暮れる。初美も念願の少女漫画担当になるが、何処か寂しい。
急に湿っぽくなる温度差にびっくり。バカになりきれない日本映画の哀しい宿命。
雪山の旅館に引きこもる赤塚。初美は赤塚の元に戻り、鼓舞し、新しい漫画を描き始める。ところが旅館には学生運動の若者が居て、あさま山荘さながらのハチャメチャな騒動に…。
もはや収拾がつかない展開。
でも最後は、お決まりのしみじみとした終わり方。
フィクションとノンフィクションを織り交ぜ、お馴染みのキャラクターも登場させ、赤塚不二夫の人生をモーレツに描きました、という印象で、赤塚不二夫はこんな人でした、という魅力は薄い。
映画というよりも、まるでコントだ。
これでいいのだ、タリラリラ〜ン…なんて、さすがに言ってられない。
これでいいのか!?
笑えんって・・・
ギャグを盛り込んだお笑い映画なのか
ドキュメンタリーなのか
どっちも中途半端な印象を受けた。
それよりも意外だったのは
主役の浅野忠信さんって・・・・・
こういう役すると下手やし!!!
アホになりきってない感じがしました。
阿部サダヲさんとかナベアツさんとかなら
もっとブっとんだアホになれたような・・・・
僕は正直、まったく笑いませんでしたし
感動もしなかったです。
これでいいのか?ってトコもあります。
ギャク漫画界の天才赤塚不二夫の半生が映画化されました。
彼を35年間にわたって担当した編集者、武居俊樹の著書
【赤塚不二夫のことを書いたのだ!!】が原作です。
実際のエピソードも盛り込みつつ~
お~~~~い!この映画、何処へ行っちゃうんだい?
的な映像も楽しめます。
赤塚不二夫役の浅野忠信っ!
後半は全裸シーンがかなりあって
何故、この役受けちゃったかな?と思わせる部分もありますが
「お母さんが大好きっ!」とヘベレケ口調で語るシーンなど
上手いなぁ・・・って感じました。
原作者が「映画化するなら、担当者の役は男性ではなく
可愛い女性にしちゃえ!」と言ったことから
キャスティングされたのが堀北真希ちゃん♪
浅野忠信を足蹴にしながら、ベルトで鞭打つシーンとか
頑張ってます。
真希ちゃんの衣装など、懐かしくてイイ感じですよん。
少年サンデー編集室の、タバコの煙が充満している様子なども。
今、こんな職場てあるのかしらって思いますねぇ。
私が証券LADYだった頃の営業マンたちの部屋は
まさにそうでしたけど。ゲホゲホ。
赤塚氏曰く、「タリラリラ~ン」というのは言葉ではなく
バカの音なんだそうです。
利口になっちゃいそうになったら、108回唱えると
バカに戻れるそうです。アハハ~。
せっかく儲かっている会社なのに、レコードを出して大損したり
経理担当者の不正を告訴しなかったり
この映画では、赤塚さんの人柄に触れるエピソードも
しっかり描かれています。
ちょっと調べてみたら~
笑顔のない視覚障害の子供たちに笑ってほしい!と
点字の本を制作したり、その本をより安く提供するために
印税を辞退したりもされていたとか。
本当に優しい方だったんだなぁ~って感じます。
いつもバカなことばかりして、困ったちゃんですが
漫画家としては、やっぱり彼は天才です。
自分1人で~という所がなくて、自分に足りない部分は
上手な人に手助けしてもらおうという素直な感性を持っているんです。
だから今でも作品が輝き続けているんですネ。
これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫
星は~
2つです。
PS:宣伝ポスターの浅野忠信、私は田中星児に見えて仕方がありません。
因みに~ ボイス・キューの若手スタッフに言ったところ
田中星児自体を知らないとのことでした。トホホ・・・。
ふわふわの優しさが能楽調で動くアニメ
ふわふわした気をためこんでいた赤塚氏の爆発が、
優しい控えめさとともに売れた時代の長さではっちゃけた。
ふわふわソフトな印象の語り口から、
気持ちの中に内包した狂気が馬鹿というラリり方を持って、
映像の中で踊る。
絵まんがとうイラストがコマ送りで読まれた新鮮な馬鹿に成り方の時代に、
現代の女性編集者の根性がまぶしく光り、
せわしない人生にほのぼのと浸らせてくれた。
欲を言えば、、ふわふわした綿菓子のようなご自身のキャラを克明に描くと、わたし・個人的には満足するだろう。
話し振りからして、弱弱しい恥ずかしさの射精のような、まるみを帯びた性格が優しいから。
笑えるかどうかなのだ。
これでいいのかどうかまったく分からないが、
とりあえず観てしまったざーんす。仕方ないでやんす。あ^^;
子供の頃、この人の漫画(どちらかといえばアニメの方か)は
欠かせなかった。というか大人気だったし、常に話題だった。
私は一応女の子だったので、「ひみつのアッコちゃん」が始まり。
当時のLPレコードなんかも持っていた。
テクマクマヤコン♪コンパクトは女の子たちの必須アイテム^^;
一つ目は壊れ、もう一つ買った思い出まである(爆)あ~懐かしv
今作は彼の少年サンデー時代、編集を担当した武居俊樹の回顧録
が元になっているらしい。今作では女性(堀北)に変更されてるけど。
タリラリラ~ン♪と聞くとついコニャニャチハ~♪と歌いたくなるが、
いや、これはそのバカボンの話じゃなくて^^;赤塚不二夫のお話。
彼がどれだけおバカだったか!?をそのまんま描いたようだが。。
うーん^^;笑えるかどうかと聞かれるとさすがに難しい。
隣りのオバちゃんと後ろのオバちゃんはほぼ同じパターンで爆笑。
いや、そこまで笑えるアナタたちって素晴らしい♪とまで思った。
映画を観ているとつい、笑いにまでセンスを求めてしまう。
出来高を求める前に、あははは♪と笑えるのがナンセンスなギャグ。
原点はそこだよな、なんて思ってしまった。理屈じゃないんだよね。
ただ映画としての作りは、そのまんまの世界を描きました。とはいえ、
まだまだおとなしい^^;浅野も堀北もかなり頑張っているが(巧いし)
あっけにとられてしまった「いしだあゆみ」には叶わない^^;コレだな。
まさかの人間から生み出されるバカ。考えるスキをも与えないバカ。
頭で考えて、どっかでウケてやろうと思ったら最後、生まれないのね。
それにしても彼の描いたキャラはまだまだ元気に爆進中!
晩年は闘病生活でほとんどその姿を拝見することもなく、彼がどんな
生活をしていたのか分からないが、多くの作品と友人スタッフお酒に
支えられ?偉大な漫画家として名を残すことになった。お疲れさま~。
彼が発掘したタモリは「作品のひとつ(弔辞談)」として、今も大活躍だ。
(天才とはいえ、アイデアを生むのは大変。だから深酒してしまうのだ?)
狂気に笑いが加わると、常識を超越する破壊力を持つ。それが赤塚マンガなのだ!
実際は、原作者の武居氏は男性であるが、今作では、キュートな堀北真希に性転換されており、女性の視点から、ギャグ漫画の製作工程やバカ道に没頭する赤塚の魂を見つめるスタンスになっているのは、赤塚ファンには興味深い構造だった。
編集者サイドでありながら、同性故かアシスタントとして出逢い、結婚した登茂子夫人にも近い。
その特異な立ち位地が、溺愛していた母親との確執や家庭に省みない赤塚への寂しさetc.不条理喜劇から覗かせる複雑な女心を浮かび上がらせていく。
『ゲゲゲの女房』とは、また違う哀愁が面白可笑しく盛り込まれていて、見終わった後、赤塚がギャグ以上に愛を欲していたクリエーターなのやなと胸を熱くさせた。
ストイックに漫画読者争奪戦の渦へ飛び込み、作風をめぐり打ち切りをタテにする出版社と衝突を繰り返していくウチに、とうとう自我が崩壊。
家族、学生、出版社を巻き添えに、支離滅裂なバトルロイヤルが大爆発していく展開は、斬新なるアイデアを量産しなければならない苦しみを背に全力疾走する己の運命に対しての赤塚の叫びそのものだったのかもしれない。
“バカバカしいことを一生懸命やる”
そんな人生に憧れながら、最後に短歌を一首
『ギャグに燃え 打ち切りなんか コンニャロメ〜! バカに殉ぜよ これでいいのだ!!』
by全竜
堀北と浅野の新境地
本日(4月30日が舞台挨拶)と言うこともあり、出演者が見たくて、丸の内東映で観賞しました。クールでダンデイーな、イメージの浅野忠信さん演じる、赤塚不二夫さんを見事というか、あれだけバカに徹している、浅野さんは笑えた。浅野さん演じる、赤塚さんを補佐する編集者役の堀北さんのはじけ具合も笑えました。けれども、笑えるだけでなく、赤塚さんのお母さん役のいしだあゆみさんをこよなく愛する浅野さん演じる赤塚さんが苦労を共にして満州から日本に帰国して来るシーンや赤塚さんのお母さんが亡くなってしまった後の浅野さん演じる赤塚さんが落胆して号泣するシーンは泣けました。(私も親孝行しなければと思い)、いずれにせよ、堀北さんと浅野さんの今まで抱いていたイメージが変わる作品だと思います。赤塚さんの妻役を演じた木村多江さんも私は2番目だからと言って赤塚さんのお母さんに遠慮している健気な木村さんも良かったです。
一生懸命 バカになる
赤塚不二夫さんに気に入られ、
担当になった 少年サンデー 女性編集者員の、
赤塚さんとの日々を描いた奮闘の物語。
出てくるキャラクターが、みんな強烈です。
とにかく、最初から最後まで楽しいし、
役者さんの演技や、編集も秀逸☆=
ギャグものにありがちな下品さや、
笑えね~~ みたいなのはなかったです。
才能と、他者への情けと、そしてバカ。
天才 赤塚不二夫さんに、
惚れ込むこと間違いなしです♪ ^-^/
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