裁判長!ここは懲役4年でどうすかのレビュー・感想・評価
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傍聴マニアの生態
裁判ものというのは容易に分かるが主演が設楽さんなのでコメディ路線と軽く見て鑑賞。
法廷ものは映画やTVでも人気で多くの名作があり、大体は敏腕弁護士が逆転無罪を勝ち取るまでのサスペンスものが多いですね、そんな大衆心理は承知の上であえて的を外すところがユニークです。
内容は傍聴マニアで作家の北尾トロさんのエッセーが元です、裁判の傍聴は事前申し込みや抽選など敷居が高いと思っていましたが通常は誰でも傍聴可能、好奇心程度の野次馬までいる実態に驚きました。
お笑い芸人は滑るのを恐れるはずだがあえてバナナマンと名乗る開き直りが面白いですね、相方の日村さんは痴漢役で登場、キモ悪い感じがハマっていたが途中から設楽さんにすげ替え、相方ばかりにひどい役をさせるのに忍びないと思ったのでしょうか、コンビ愛のようなものを感じますね。
従来の法廷物とのギャップを楽しむ趣向でしょうがテレビで十分でしょう・・。
イマイチ
映画のシナリオ作成の勉強の他、裁判の傍聴を行うきっかけで傍聴マニアと知り合いになり、ある放火魔事件の冤罪?裁判にのめり込む。しかし冤罪と思っていた若者が裁判の席で自白。今だ別世界の裁判を覗き見出来た点は良かったが内容がイマイチ。
☆☆☆★ ※ 鑑賞直後のメモから 『ソフトボーイ』に続いて豊島圭介...
☆☆☆★
※ 鑑賞直後のメモから
『ソフトボーイ』に続いて豊島圭介監督絶好調。
キャスティングの妙を始めとして、終始ニヤニヤしながら笑ってしまった。
2010年11月10日 ヒューマントラストシネマ渋谷/シアター1
設楽さんハマってた
とりあえず設楽さんめっちゃハマり役!っていうのが最初の印象。
裁判を見る見物人たちからの視点でかかれていて
裁判所をすごく難しくかいているわけでもなく
かといってバカにしたようにかいているわけでもなく
私は裁判を見たことはないけど、リアリティを感じることができました。
ちなみに原作は未読。
裁判ブームになったほどだったらしいけど全くしらんかった。
ちょい役の人たちがめっちゃ豪華だったりする。
傍聴に行ってきた帰りに鑑賞した
人生初の傍聴後に、そのままゲオで借りて鑑賞。実際の傍聴と比べると、なかなか興味深い。実際の傍聴で、本作で出てきた美人検察官に勝るとも劣らない若くて綺麗な検察官だったので、妙なリアリティがあった(笑)
あんなに乱暴な喋り方ではなかったが、実際の検察側尋問も、かなりキツイ感じだったので、それなりにリアルである。、
伏線がね
伏線がないのよ、ほとんど。なんとも、
山場のないというか、なんというか。
コメディぽくもならないし、マジな感じにもならないし。プロットに肉付けの部分が
足りてないんやなと。
設楽さんはシーンによって演技がダイコンとソコソコのときがあった。
モチロン順撮りじゃないから、うまいところは後半なのかね。
傍聴入門に最適
傍聴したい!でも、不安…と言う人にとっては最良の入門映画である。
原作は小説ではないので、一度原作を読んだ人でも楽しめると思う(ビジュアル面が強化されるので、原作のイメージが広がる)。
少し品性のない描写があるが、それは仕方がなかろう。
人の人生を、外側から、少し興味本位で見る人の存在が許せない人は頭に来るかもしれない。しかし、そういう人がいるのも、また真実。
裁判とは、判決とは、市民の司法参加とは、…を真剣に考えるために見ると言うよりは、本当に傍聴入門映画と見てほしい。
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