劇場公開日 2010年11月20日

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「逆境に生きた母、レオニー!美しい人間ドラマの感動を。」レオニー MR.shushuさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0逆境に生きた母、レオニー!美しい人間ドラマの感動を。

2010年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

天才彫刻家イサム・ノグチの母親レオニー・ギルモア。
彼女の波乱に満ちた人生は、一言では表せないほど大きくて美しい。

100年以上前に生き、常に道を切り拓いて前へと進む彼女の人生には、愛情の深さと潔さを感じる。
信念という強さ一筋で息子を育て上げたレオニーがいるからこそ、世界的に有名であるイサム・ノグチの作品が現在に至るまで私達に伝わる事が出来るのだと。

真に実のある人生を生きるため自身の信念をしっかり持つという事、幸せのあり方をこの映画を通じて教えられた。
インターネットや携帯電話が当り前の生活、情報化社会に塗れた世の中に迷い生きる自分自身に大きな影響を与えた作品だ。

「レオニー」は、美しい人間ドラマの感動をより多くの方と共有したい映画だと僕は思う。
特に若い世代に見て頂きたい。
そして、レオニーというフィルターを通して何かを感じて欲しい。。。

MR.shushu