劇場公開日 2010年11月20日

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「イサム・ノグチの母親の壮絶な人生を描いた美しく、切なく、ドラマティックな作品。」レオニー TR2さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0イサム・ノグチの母親の壮絶な人生を描いた美しく、切なく、ドラマティックな作品。

2010年11月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

数々の彫刻や'あかり(Akari)'や'ノグチ・テーブル'といったインテリア・デザイン、さらに札幌のモエレ沼公園など、公園などのデザインを手掛けたことで知られるイサム・ノグチは世界的なアーティストとして高く評価されていますが、その母親について語られることはこれまであまりありませんでした。

この『レオニー』は、イサム・ノグチの母親のレオニー・ギルモアの知られざる壮絶な人生を描いた物語。美しく、切なく、ドラマティックな作品です。

イサム・ノグチという世界的にもユニークで希有なアーティストがあの時代にどのように生まれたのか。その一端が垣間見れます。ただ、決して難解な作品ではなく、1人の魅力的な人物が壮絶な人生を潔く、自由に生き抜いたストーリーとして、多くの人がいろいろな面で共感したり、感動したりできるんじゃないでしょうか。

TR2