ドアーズ まぼろしの世界のレビュー・感想・評価
全1件を表示
カリスマが去っても、詩と歌は残った……
初のドアーズ公認劇場用長編ドキュメンタリー映画とのことで、レイ・マンザレクとジム・モリソンがUCLAで顔を合わせていた1964年頃から、モリソンが死去した71年までが範囲となっている。モリソンが1969年に監督・主演した幻の映画『HWY(ハイウェイ)』のフッテージを含む当時のオリジナル映像と、ジョニー・デップによるナレーションのみで構成されていて、新たな撮影は一切行われていないとのこと。
オリバー・ストーン監督の劇映画『ドアーズ』も時代の空気を上手く映し出していたが、本作を観るとやはり本物の前では霞まざるを得ないと思わされた。本物には勝てない。当時の映像と、そこに映し出される本物のドアーズのライブ音楽の中には間違いなくあの時代の空気が流れていて、スクリーン越しにもそれが伝わってくるのだ。僕はストーンの『ドアーズ』を観てしばらく経ってから、90年代前半に買った安いオールディーズベストのCDに収録されていたドアーズの『Light My Fire(ハートに火をつけて)』を聞いて心をつかまれ、そこからドアーズのCDを買い集めたんだが、このドキュメンタリー映画は素晴らしい出来だった。ポスター&チラシのデザインもやたらとカッコ良く、「すべては滅びても、詩と歌は残る……」というモリソンの言葉を使ったキャッチコピーも秀逸。
コメントする (0件)
共感した! (1件)
全1件を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
