「様々なオマージュをちりばめた郷愁を誘う作品」SUPER 8 スーパーエイト だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
様々なオマージュをちりばめた郷愁を誘う作品
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8mmフィルムで自主製作映画を撮影している少年グループが、
謎の生物に絡む事件に巻き込まれることで精神的に成長する物語。
「E.T.」をはじめとして、80年代前後のスピルバーグ作品等への
オマージュが散りばめられた作品です。
内容的には、「E.T.」と「スタンド・バイ・ミー」を足して2で
割った感じというか、「グーニーズ」の宇宙人版というか、
強いて言えば、スティーブン・キングの「IT」の少年時代までの話に
近い感じでしょうか?
ある年代以上の人にとっては、懐かしく楽しめる作品ですが、
若い世代には駄作かも知れません。
作品に登場するエイリアンが、何だか中途半端な感じがしましたね。
ただ自分の星に帰りたいだけなのか、
人間を襲って食糧か何かにしたいのか、
どっちつかずと言うか、なんというか。
味方か敵かをはっきりとさせた方が良かった気がします。
最後のエンドロールで流れる、完成版の8mm作品は良かったです。
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