「☆☆★★★ ※ 鑑賞直後のメモから 主人公はかってハンセン病によっ...」ふたたび swing me again 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆★★★ ※ 鑑賞直後のメモから 主人公はかってハンセン病によっ...
☆☆★★★
※ 鑑賞直後のメモから
主人公はかってハンセン病によって、仲間と離れ離れになってしまった元ジャズプレイヤー。
映画の主題は、友情・家族・人生の締めくくり方…と言った、類いなのだが。ラストシーンを見ると、それらと共に神戸の震災で亡くなった、多くの人達への鎮魂歌を含んでいる様にも思える。
60年も前の場面で、登場人物達がまるで現代風の台詞で話しているところを始めとして。ところどころで、「何だこれ?」と感じてしまうのだが。気にし始めるととにかくキリがない。
特にクライマックスのステージシーンでは、どう考えてもメンバー全員が。時間・距離等で集まるのは不可能な感じがするのだが。そこはそれ、映画に於ける〝お約束〟ですからね〜(苦笑)
渡辺貞夫の登場場面だけは、全編に於ける白眉の場面。
この瞬間だけは画面がパッと華やぐ。
全くもって太陽の様な人だ!
2010年11月18日 スバル座
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