「低予算なりきりスーパーヒーロー映画だからと侮れない」キック・アス willstrongさんの映画レビュー(感想・評価)
低予算なりきりスーパーヒーロー映画だからと侮れない
スーパーヒーローに憧れるオタクが、人生を変えるべくヒーローになりきってみた というクレイジーな内容だが、どこにでもいる平凡な人間でも、半端ない行動力と信念を持って実際にやってみたら、平凡な生活からは抜け出せる 平凡な人生を送っているのも自分の選択なんだと考えさせられた。
最近のヒーロー映画ブームで、巨額の予算にVFXてんこ盛りのスーパー大作とは真逆をいってる作品だが、監督も実力者なだけあって侮れない面白さ。
過激な描写でヒーロー映画とは内容も映像もかけ離れているが、引き込まれるキャラクターとシナリオがこれだけの評判につながっているのだろう。
ごく普通の弱い人間が、人の良さとちょっとの勇気と半端ない行動力で人生を変えようと奮闘する様は滑稽に映るが、どこか共感する痛快な青春映画のようにも捉えられる
ヒットガール、ビッグダディの存在で緩急あるアクション作品に仕上がっていて楽しめた。
だいぶ期間は空いてるが続編がようやく公開ということで期待
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