劇場公開日 2010年12月18日

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「あくまでコメディ」キック・アス tontekiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0あくまでコメディ

2013年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

興奮

萌える

R-15指定なだけあって血の流れる場面がかなり多かったが、映像のグロさを音楽でカバー。人殺しをこんなにもコミカルに描いて良いものなのかと純粋に疑問に思ったほど。でも芦田愛菜似のクロエの無敵ぶりが爽快ですべてを終わりよし的な感じにまとめてくれてた。すごい存在感。
デイブの偉いところは、皆が見て見ぬふりあるいは野次馬になる場面で勇気を出せるところ。きっとデイブだったら一般人と同じだったのだろうけど、コスチュームひとつで別人キックアスになりきれる。スパイダーマンじゃあるまいしと思ったけど、ネット上でアカウントをかぶれば別人になりきる現代日本人にも通じるものがあるかもしれない。
デイブはケイティにもちゃんと真実を告げたのだからかなり勇気ある。(信じたケイティもすごいけど)

tonteki