「キック・アス、という名のヒットガール一作目。」キック・アス かせさんさんの映画レビュー(感想・評価)
キック・アス、という名のヒットガール一作目。
同名アメコミをブラッド・ピットが惚れ込んで映画化。
主演は今や飛ぶ鳥を落とす勢いのクロエ・グレース・モレッツと、アメリカゴジラのアーロン・ジョンソン。
【ストーリー】
デイヴはアメコミヒーローに憧れるコミックオタク。
変な青のスーツを買い込み、オリジナルヒーローのキック・アスを名乗って街を歩いたりしていたが、ボコられて刺されて重体、全裸で病院送りとなる。
その後遺症でデイヴは無痛症となり、ゲイからレイプされた疑惑までついてくる。
心の傷を負った可哀想なハレモノ扱いされるものの、気になるあの娘、ケイティと仲良くなれる余録もついた。
その後もキック・アス活動に精を出していたデイヴ、無痛症の体を振りまわして悪党3人をかえりうちにした動画が見事バズり、大人気となる。
ケイティのヤクの売人彼氏に注意してやろうとアス活するも、そこで待っていたのはガチの犯罪者たち。
暴れてもどうにもならず、凶器を手に手に襲ってくる男たちに殺されそうになったところに、本当の主人公ヒットガールが乱入し、超格好よく敵を殲滅してしまう。
「早く!こっちに来なよ!」
ビルとビルを軽々飛びうつり、来いよと手を差し出すヒットガールを、キック・アスは追いかけられなかった。
彼らの本気のヒーロー活動を目の当たりに自信をなくすデイヴだが、町を牛耳るダミーコは襲撃者がキック・アスだと勘違いしてしまい、殺害命令をくだす。
どう見ても主役はクロエ・グレース・モレッツ演じるヒットガール。
小学生女子なのにタイトな黒スーツに目元マスクでハッピーな音楽と共に敵陣営にカチこんで、ブラッディに殺しまくるその姿は誰よりも次世代のヒーローを体現してます。
キック・アスも物語の中で成長し、最後はちょっと活躍して、ヒーローっぽい所を見せてくれてますからご安心を。
クロエ・グレース・モレッツのファンにはたまらない作品ですね。敵がいるビルに乗り込んでいく時に、確かマカロニウェストの夕陽のガンマのテーマ曲が流れたときには鳥肌が立ちました。