「現代版夕陽のガンマンだ」キック・アス ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
現代版夕陽のガンマンだ
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バットマンのコメディ版という感じであるが、コメディにしてはやや残酷なシーンが何箇所かあるのが気になったが、最後まで結構楽しませてくれる作品だ。クロエ・モレッツのアクションが実にいい感じだ。父の復讐のため、敵のビルに単身乗り込む時に、復讐劇の映画とも言えるマカロニウェスタンの代表作「夕陽のガンマン」のテーマ曲が流れるって言うのはなんとも映画好きにはたまらない演出である(確信はないが、「荒野の用心棒」ではなく「夕陽のガンマン」であったと思う)。
最後、父がいなくなって一人ぼっちになった彼女を、元同僚の黒人の刑事が引き取る展開には、映画ながらなぜかホッとした。
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