「基本的に原発には反対である。 海は宝なのだから、子孫に残しておきた...」祝(ほうり)の島 キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
基本的に原発には反対である。 海は宝なのだから、子孫に残しておきた...
基本的に原発には反対である。
海は宝なのだから、子孫に残しておきたい、その一心で反対運動している方々の日常の生活を描いたもの。
趣旨を知らなければ、NHKの田舎紹介にしか思えない。
後半になって反対運動の現実が出てきて初めて反対んだったなーと思いだす。
ふと思ったのだが、島には賛成の方もいるとのこと。
その意見を聞いて、でも原発には反対だ、ということを確認したかった。その方が反対の意味合いが強く出るのではないかと思う。
残念なのは見せ方。
映像としては、何にも娯楽のない島の生活が淡々と描かれている。
現実をそのまま、という思いは分かる。ただ、これは映画。
その中で、なにか見せたいものを分かりやすく、でもインパクトもって見たかった。
下手したら途中中だるみしてる印象もあるので、次回作に期待したい。
自然を残していきたいという島民の想いなら、田んぼや漁船でも伝わるが、もう少し海の中や山の風景、あとは満点の星空とか、そういうthe自然も入れるべきである。
インタビューはとっても心を打つ。
海は宝。まさにそうだ。
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