「ミイラが面白かった」アデル ファラオと復活の秘薬 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
ミイラが面白かった
博士を脱獄させようとして失敗を何度も繰り返すギャグなど全然面白くなくて、そもそも一体なんでこんな映画を作ろうと思ったのか、勝算あってのことなのか意図が分からないくらいぼんやりした企画だった。会議しすぎでごちゃごちゃしてしまったのだろうか。しかしミイラがたくさん出て、現代とは違った科学とも魔術とも違うような秘術めいたことをしたのはちょっと面白かった。また、この映画の全体的なセンスを見ると、もっと恐竜をどんどん出しそうなところをプテラノドン一匹にしているところは抑制が効いていてよかった。
真面目に見たらきっとつまらないと思う。
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