「インディジョーンズをイメージしての鑑賞でしたが、コメディ映画でした。」アデル ファラオと復活の秘薬 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
インディジョーンズをイメージしての鑑賞でしたが、コメディ映画でした。
1900年代。大けがをした妹を救うために、古代エジプトの秘薬を求める女流作家の活躍を描く物語。
リュック・ベッソン監督のコメディタッチのSFアクション。と言うよりコメディ映画。
女流作家のテンポの良いセリフが、キップが良く豪快なセリフが心地よく、楽しい気分にさせられる映画です。
特に、刑務所を何度も訪れるシーンがありますが、思わず笑ってしまいました。
VFXも、1900年代のパリの街並みもしっかりとして造られており、その点も評価出来るものです。
ただ、色々なものを詰め込み過ぎた為、テーマが散漫になった印象が残念。
映画冒頭での敵役、手紙をくれた男性、恐竜、恐竜を狙うハンター。全て中途半端で、消化不良を強く感じます。
「SFアクション」と書きましたが、実際はアクションシーンに乏しく、ハラハラドキドキの緊迫感にも乏しく、その意味でも残念に感じました。
楽しめるけど、高い評価は難しい、そんな作品でした。
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