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「ある日突然、なりゆきで家族のような関係になってしまうラブコメ。「ベガスの恋に勝つルール」に対抗しているのでは・・・?」かぞくはじめました Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ある日突然、なりゆきで家族のような関係になってしまうラブコメ。「ベガスの恋に勝つルール」に対抗しているのでは・・・?

2014年5月3日
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キャサリン・ハイグルさんが主演なので見てみたのですが、とても面白かった。

ある日突然、なりゆきで親子のような関係になってしまうストーリーはよくあるし、夫婦になってしまう映画も「ベガスの恋に勝つルール」(2008)などがあったけど、家族のような関係になってしまうのは初めて見た(これも、キャメロンさんに対抗しているのな・・・?)。

血がつながっていなくても、正式な夫婦でなくても、同じところに住んで、生計が同じ、助け合って生きているなら、家族と言えるような気がしました。

逆に血がつながっていても、正式な夫婦でも、違うところに住んでいる、あるいは生計が別であるなら、家族とは言えないのではないのかな?

親友同士が交際しているホリーとメッサーは一度紹介され、デートを試みますが、会ってすぐケンカ別れ、その後、その親友同士が結婚したため、イベントごとに顔を合わせることになり、きまずい雰囲気。

その後、親友の二人は交通事故で事故死。遺言状により、1歳になる娘ソフィーは、ホリーとメッサーに託されることになります。

すべての過程をとばして、いきなり家族みたいなものになってしまった二人は・・・・。

1歳の娘がかわいいし、それでいて子供は単なるネタ扱いで、中心となっておらず、しっかり王道のラブコメになっているところがよかった。

そのまま流してラブコメとして見てもいいし、いろいろ考えながら見てもいい。

セリフも意外に深いものが多くて、けっこう心に残りました。

お約束のラストも、演出がよいためか、わかりきっているのに感動できました。

DVDで、字幕版と日本語吹替版両方見たけど、吹替版の方がよかった。

前から思っていたけど、アニメとラブコメはだいたい日本語吹替版の方がよくて、字幕版はいらないと思う。

この映画も震災の影響等で、公開中止になったらしいけど、よけいなお世話ですが、公開中止にならないためには、日本語吹替版の中心で公開するとか、いろいろ考えた方がいいと思う。

Push6700