ツーリストのレビュー・感想・評価
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楽しいことが好きならば
素敵な二人の共演に満足
大好きなジョニーとアンジーの超豪華共演、ずっと楽しみにしていました。ちょっとロン毛のジョニーは珍しく普通の男性役。相変わらず美しいアンジー。真っ赤な口紅がとってもセクシー。ヴェネチアのシーンはもちろん、パリのカフェやリヨンからヴェネチアに向かう列車もヴェネチアのホテル(実在のホテルみたい)も、どれもとても素敵。列車の旅は、まるでテレビ番組の「ちょっと贅沢!欧州列車旅行」のようでした。二人のラブシーンも・・・。
次々と謎が生まれるミステリアスな映画。最後にはちょっと驚く結末が・・・。私的には、「嵐が丘」と「007リビング・デイライツ」のティモシー・ダルトンが出演していたのもうれしかった。素敵な二人と美しい映像、あっという間に時間が流れる華麗な極上ミステリー。多少突っ込みどころもあるけれど面白く、私的には満足でした。
判定負け
出演者だけ
世界を股に駆けた凡作
美男美女コンビのどちらがミステリアスで、警察とヤバいヤツらに追われるハメとなり、素人の相方を国家的犯罪に引きずり込み世界各国を旅するアクションサスペンスは、立ち位地が逆だが、去年トム・クルーズ&キャメロン・ディアスの『ナイト&デイズ』が愉快だっただけに、それをシックに大人向けに仕上げたような今作は新鮮味が薄く、平凡な観光シネマに落ち着いてしまった印象だった。
重要参考人に間違えられてしまうジョニー・デップが数学教師である必要性も無いし、黒幕の正体も薄々わかってしまう物語の浅さも致命的だ。
騙し騙される関係性が希薄で、掛け合いにドラマ性が膨らまない。
アンジーに感化され、闘志に目覚めたジョニー・デップが水上アクション場面では活き活きしており、「さすがジャック・スパロウやな」と感心させたのが唯一面白かったかな。
アンジーも大胆に挑発するなら、もっとセクシーに攻めて欲しかった。
デップ&アンジーの個人の存在感を堪能したい場合には、申し分ないが、謎解きサスペンスを期待する映画ファンには意にそぐわない作品である。
では最後に短歌を一首
『蜘蛛の巣を 交わす蝶の 微笑みや 疑惑浮かべし 舞を乞ふ首』
by全竜
それにしても、今作が平和な日本で一番最後に観た映画になるとは思ってもいなかった…。
これ以上、被害が大きくならないことと、いち早い救助・復旧を心より願っています。
豪華競演を唄っても↓↓
アンジーのPV
ハーレクインな世界♪
エンディングに驚くと共に何故か嬉しくなった
ノスタルジーを感じさせるくらいゆるゆるのアクションなのに緊張感満点。ぼぅーと見ていたら騙されますよ(^_^;)
二大スターの共演はいいけれど、なんだか大味な感じがして、あまり期待せず見にいきました。
けれども、意外にもサスペンスにしては、とってもロマンチックな演出で大人の恋の物語にどっぷりはまり込むことが出来ました。その舞台として、水の都ヴェネチアが何とも映えること。
これは、もうとことん、アンジーとジョニー・デップのふたりの演技に焦点を当てた脚本に仕上げたのだと思います。ふたりの主演作品にあるような大掛かりなアクションは控えて、ノスタルジーを感じさせるくらいゆるゆるのアクションなんですね。まるで、ひと時代前のハリウッド映画を彷彿させる感じです。
アクションシーンときたら、カーチェイスが定番のように登場します。ところが本作では、ヴェネチアの運河をのんびりと、舟でアンジーたちはトンズラしていくのです。なんと追っ手は駆け足で追いついてしまうぐらいの遅さなんですね。そんな緩い展開なのに、追いつ追われつのなかなか緊迫感あるシーンに仕立て上げているところは、演出の上手さでしょう。
さて旅の恥は書き捨てというけれど、突如旅先で美女に誘惑されたら、どう思うでしょう。普通なら身構えてしまうところですが、そんな疑念を吹っ飛ばすくらい、本作のアンジーは、コケテッシュな魅惑を発散させていました。
そんなに彼女に口説かれるフランクは、ごくごく普通の旅行者でした。こう書くと、スラリと読み飛ばされそうな表現ですね。でも、個性的な演技が得意なジョニー・デップに監督は、普通に演じて下さいと注文を出したそうなのです。普通に普段暮らしている自分のままに演技しろというのは、簡単なようで、なかなか困難です。しかもこの役、隠された裏があり、普通に見えて実はそうでないところも演じなくてはいけません。何気なくフランクを演じているジョニー・デップでしたが、実は相当難しいキャストに挑戦していたのです。どこが一般人と違うのかというと、マフィアに襲撃されても妙に落ち着いているところですね。注意深く見ていけば、なんか普通の人でもないみたいな微妙なところを上手く彼は演じきっていました。
その後、ヴェネチアの一流ホテルの豪華なスイートルームで一夜を共に過ごすことになったシーンは、とてもムード満点です。部屋は別々に眠ることになるのだけれど、据え膳喰わぬは男の恥と、ソファーで寝転びながら悶々とするフランクの気持ちがとても良く伝わってきました。でも全部見終わってから、なんでフランクは、あそこで手を出さなかったのかと、疑問を持ってしまったのです。
本作は、ラストで大どんでん返しがあり、ゆるゆるのラブロマンスにぼーっと見ているとマンマと監督の仕掛けたとおりはまって驚くことになります。
そのためのお膳立てとして、警察にもマフィアにも追われるキーマンのアレクサンダーは整形により、誰もが顔を分からなくなっていたこと。恋人のエリーズですら分からないほどの整形だったというのがミソですね。
用心深いアレクサンダーは、手紙でエリーズに落ち合うところを次々に指示していきます。しかしその間に替え玉として、代わりに寄り添ってもらったフランクにも、エリーズは本気で惚れてしまうのです。ラストで、アレクサンダーとフランクの両方に恋をしてしまったことをエリーズは告白します。するとそれを聞いていたフランクは問題ないよと言うのですね、何故でしょうかねぇ(^_^;)
そして最後にすっかりアレクサンダーに出し抜かれて、してやられてしまう捜査現場のトップは、「一件落着」と自虐的に笑うところがなかなかユーモラスでした。まるでルパンと銭形警部のようです。
テンポの緩さもあり、普段あまり映画を見ない人や、中高年の方でもお勧めできる、ロマンチック・サスペンスでした。どこかテレビの土曜サスペンスを見ているような趣きがあります。でもそこは映画作品。ヴェネチアをゴージャスに旅しているかのような旅情もたっぷり味わえました。
監督がヘタクソ
この作品、キャッチコピーが“ついに実現!! 世界が夢見た豪華競演”とある。いまや誰もが認めるハリウッド・ナンバーワンの男女優が顔を揃えた。
そればかりではない。「ダ・ヴィンチ・コード」(2006)の僧侶シラスを怪演したポール・ベタニー、「007 リビング・デイライツ」(1987)で4代目のボンド役ティモシー・ダルトン、「ビバリーヒルズ・コップ」(1984)の悪ボス・メイトランドを演じた鬼才スティーヴン・バーコフらが脇を固める念の入れようだ。
名作「シャレード」(1963)とまではいかないまでも、少なくともその年のTOP10に入るぐらいの力作が期待できる布陣ではないか。
ベニスを舞台に繰り広げられるお洒落なサスペンス映画・・・その期待は見事に裏切られる。
ベニスの景色はたしかに美しく、ちゃんとロケもしたのだろうが、このクロマキーの多用はいったい何? しかも、合成がバレバレの程度の低さ。
脚本にそんなに問題があったとは思わない。なのに、洒落た雰囲気も昂揚する緊張感もジェームズ・ニュートン・ハワード(「ダークナイト」)の音楽に頼りっぱなし。
ポール・ベタニーのねちっこさはまあまあだが、スティーヴン・バーコフからは、いぶし銀のような演技を引き出せずまま。
何が悪いかって、これはもう監督に決まってるでしょう。役者をコントロールできない。大人のムードがなんたるかを知らない。サスペンスの撮り方が分かっていない。もう三重苦!! くわぁー、もったいない!!
気持ち良く劇場を後にできました
悪かろうはずがない、が…
なんせアンジーとデップですから…。それだけで観にいきますわねー、僕らファンは。
○×さんの世界一周旅行映画(とても怖くて書けません)、▲□さんと※△さんの意味不明の飛び跳びツアー映画(お察し下さい)なんかより、飛びが少ないからというわけではなく、はるかに地に脚付いた撮られ方(監督・脚本・演出、はもとより、昼間の歴史を感じさせる瓦屋根・夜の水都、イタリアの美しさ満載で、見所たっぷりなのです)、その器の中に2人が鎮座ましましているのだから、僕らファンにしたら、それだけで「目がつぶれる」思いだし、「ありがたくて正視すらおぼつかなく」なりますよ。
アンジーはとてもきれいで雰囲気も最高、役作り上やや太めバージョンのデップもそれはそれでとてもかっこいい。
水準程度の撮り方してれば充分に満足できるのに、監督以下しっかり創っているのだから悪かろうはずがありません。
とてもいい映画なんですよ、うん。
がしかし…。
だろうな、と思いつつも、2人の魅力に負け、映画館に足を運び、やっぱりね、っという感想で終わってしまうのがとても残念なのですが…、感動や興奮は、有態に申し上げて水準程度です。
ポール・ペタニー偏執狂な捜査官役を好演、これも映画の感動を盛り下げている要因だと思います。
はっきりいってあまりにもいいパーツがそろいすぎてて、詰め込み過ぎなのです。貧乏性な僕は、勿体無いお化けが出ないことをひたすら祈ります。
途中で展開わかる
いや〜いいっ!!
多面体プリズムに 立体的に切られた この世界
往年の映画っぽい感じ
こっそり観てきました。
アンジェリーナは美しく、ジョニーはカッコ悪く始まり
誰がAPなのかと謎解きありの悪党乱入の映画でした。
なんかオードリーとクラークゲーブルがヴェネチアでヒッチコック監督撮影で撮った感じの映画っぽいのかなぁw かなり意識して撮ったんじゃないのか?w
しかし今風で良かったと思う。
エンディングの音楽もロック調で おっ!そうきたかと ロックが意外だったけど良い曲と思った。
映画の一番の謎と言えるAPなんだけど 途中ティモシーダルトン(元ジェームズボンド役)が出てきてひさしぶりぃー的な感じで まさか こいつがAPか? とか いや こいつか? とか 色々思わせるんだけど
あいつでしたw
字幕より吹き替えのほうが いいと思います
頭で考える映画って映像みてたら字幕飛ばすことあるし
今回ラストのセリフとか見逃しちゃったよw
2回観るなら一回目は推理しながら 2回目はじっくりストーリーと
アンジェリーナを鑑賞しましょうw
二度観るとスッキリ
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