さらば愛しの大統領のレビュー・感想・評価
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出ている芸人さん、俳優さん豪華なのに、 吉本芸人さんの 身内のノリ...
出ている芸人さん、俳優さん豪華なのに、 吉本芸人さんの 身内のノリ感が見ていてしんどかった。 あと、 監督さんの名前見てドキッとしたが、 某準暴力団の人とは別人で 単なる同姓同名か(-_-;)
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自宅(CS放送)にて鑑賞。世界のナベアツこと渡辺鐘が出演・主題歌に共同監督を担当した意欲作。ストーリーがそぐわずタイトル意味不明。エンドロールの“番場常治”役、ケンドーコバヤシのマイクパフォーマンスが一番可笑しかった。駆使したCG、出演者の演技や演出を含め、如何にもステロタイプな擽りを連発するが、笑えない。中盤の取調べ室でのシーケンスもくど過ぎてクスリともせず。よく洋画のコメディは(文化・風俗等の違いからか)笑えないと云われるが、本作を観る限り邦画でも笑えず、このジャンルの難しさが窺える。40/100点。
・鑑賞日:2011年12月10日(土)
映画館じゃなくてもイイかもしれないけど
世界のナベアツが大阪国大統領に就任! そこに大統領暗殺予告が届き、その捜査の担当刑事がケンドーコバヤシと宮川大輔のコンビ。 …それだけでアホ映画って想像つくね。 5分に一度は笑えるという前振りほどは笑いに忙しくはなかったし、大爆笑とはならないものの、 アタマからッポにして多いに笑ってきましたわ。 チビっ子の大好物のひとつである『全裸』があまりに早く出てきたり、 昔の香港映画みたいな見え見えの予定調和とか…くだらな過ぎのての苦笑も含めての『笑い』ですわ。 出演者も豪華ですわよ。 ポスターにも名前のある有名俳優陣もそうだけど、ちょろり役で『モリマン』の種馬マンがいたりしてね、そういうのにニヤリしちゃった。 (一緒に観てた相方曰く群集の中に『極楽とんぼ』の山本がいたらしいんだけど、見逃した&あんまり信用していない) そんな相方が「真犯人が○○ってのはちょっとふざけてない?!」なんておっしゃっちゃってて、 「いーのいーの!この映画にそんな謎解きみたいなもん求める必要ないじゃん!」ってのがオイラの応え。 見事に大笑いさせてくれるワケでもない。 小気味よいヤラレタ感があるワケでもない。 でもイイんでねぇの?こういうのもアリだね。 ぼへ〜っとヒマな休日、何気なしに観てみたら、それはきっと良い出逢いとなるでしょう。 そうそう、ここだけの話…実はオイラ『串かっちゃん』のシーンでは不覚にも涙してしまいましたの。 まったくもう『思うツボちゃん』だわよ、やぁね〜奥さん!
「アホ」になってオモローランドへ行ってみたい……
小気味良い編集、大胆な空撮など映画ならではの技術がしっかりしていたことで、思ったよりも退屈せずに見ることができた。こういう作品は、前ふりにもあったように「どこまでアホになって」見られるか、ということだと思うが、真面目に作った「アホ映画」という趣きは否めず、決して成功とは言い難い。ただ、このご時勢、大統領のように「アホ」に向かうベクトルは決して間違ってはおらず、そういった意志(意欲)は買いたい。「マトリックス」や「プラトーン」、「地獄の黙示録」「東映ヤクザもの」など、数々の映画のパロディが笑えました。
さらばナベアツ
別にこれが観たいわけではなかったが、時間の関係でこれだけしか合わなかったのよ。 まーそれなりに笑いはとれるだろうけど、映画である必要は確かにないかもしれないな。 一番笑えるのはエンドロールのケンコバ しかし、全編、そのケンコバのようなナンセンスなギャグ それなりに観れないことはないので、DVD旧作になったら偶にはよいかもしれませんね。 劇場で観たい場合には、思いっきりつまらないものを観にいくつもりになるとかなり笑えると思います。 確かによく笑ってたおばさんもいましたよ
アホになれない
自分はアホだと言いつつどこかにささやかなプライドがある。 だから、小屋(映画館)の暗がりの中だけでもアホになりたかったが、 アホになれましぇ~ん。 「人間アホなくらいが丁度いい」と大統領の演説で言われてもねぇ。 それを映像で観せてほしかった。 エンドロールのケンコバのしゃべくりが一番おもしろかったかも。 アホランクでは松本人志のコントMHKのほうが上だろう。 そこで、アホなアイデアをひとつ。 卓球に新ルール導入というのはどうだろう。 卓球は総得点が6の倍数になるとタオルタイムとなる。 そこで、相手よりアホなことをやった方が1点獲得する。 判定はもちろん主審が行うため、 主審の笑いのツボを押さえることが重要になる。 だれかやってくれないかな。
プラトーンするアメちゃんオバちゃん
バカバカしくも面白い。この一言に尽きる。 全国制覇を狙ったか、割合にセーブしたギャグで、少し中途半端なところもあったが、こんなアホ丸出しの元気がいい作品ができるようになれば、日本の映画業界もホンマモンですわ。映画を遊びの道具として使えてる。また、こんな作品を配給する決断をしたアスミックさんの勇気に拍手。 大阪のオバちゃんのアメちゃん爆弾には笑った。 これいじょう・・・アホくさくて書きよーがない p.s. 相方のスネネコいわく なんや日和ったなー。 なんぞにおもねかなあかん、なんぞがあったんかいなー。 大阪はもっとホンマは元気やで~!
アホの連続攻撃じゃ
全編アホ。単純だけど大笑い。 そこまでやるか、とも思えるが徹底してナベアツがやりたいようにやったという感じ。 笑いは大阪にとって栄養素なんだなと再認識。 大阪の笑いを許容できない人にはキツイかもしれんが素直に楽しめた。 こんな大統領、大阪ならマジであるかもね。
アホ映画だけど金はかかっていて、演出は本格的。理屈抜きで笑えます。
公約通りのアホ映画。だからベタという批判は受け付けません。それを前提に評価するなら、一見アホな笑いの中に、ナベアツの考え抜かれた仕掛けが満載であり、こんなのアリかもと妙に納得させられるところがあるのです。随所に仕掛けが効いていて、爆笑に次ぐ爆笑でした。映画と構えて見なければとっても楽しい作品です。松本人志が閃きタイプでシュールな笑いを追及しているのに比べて、こちらはコテコテの浪花流で、単純だけど、仕草や台詞の面白さを追求している作品です。だから凄くわかりやすくて、頭を空っぽにして笑えるむことでしょう。 ナベアツと共同監督している柴田大輔は、今は一番のCMクリエーターなんです。本作を撮影している間にも、フジテレビのマツコデラックスを起用した、キャンペーンCMの企画書を仕上げて、見事にプレゼンを通してしまうという実力の持ち主。だから、ストーリー展開はアホでも、場面場面の登場人物の感情表現は、きっちり決めていました。 ただCM監督にありがちな欠点として、短いコント映像を積み上げる手法で長編化しているので、全体の起承転結としては面白味に欠けるという点は、今後の課題だろうと思います。本作でもシークエンスごとには、面白いのですが、全体のオチとしては、もう一ひねりするとか、思わぬところで泣かせる作品にしてしまうとか、トータルで主張するテーマを強調して欲しかったと思います。 ストーリーは、誰もが予想しなかったナベアツが大阪府知事選に当選することからはじまります。ナベアツ知事が宣言したのは、なんと大阪府の独立宣言。「大阪合衆国」の初代大統領となったナベアツは、次々と画期的政策を発表していきます。 アホな展開の割には、ナベアツの立候補といい、また大阪の独立も現実にあり得そうな話なので、馬鹿にはできません。 政策面でも、笑いのテーマパーク「オモローランド」計画も、ナベアツが知事に当選したら、町おこしの起爆剤として本当に実現するかも知れません。テーマパークで活躍するゆるキャラたちなんて、どこかの街や企業で採用したっておかしくないレベルです。 特に、1号・2号共に、ナベアツ大統領の暗殺に身体を張り殉職する、「串かっちゃん」の悲劇にはペーソスを感じました。串揚げそのものの彼を見ているときっと気分が『アゲ、アゲ』になるでしょう(^_^;) 面白いのは、エネルギー政策。なんと人が笑うとき起こるエネルギーを集めて発電する「笑力発電」のシーンは、特に可笑しかったです。 また防衛政策では、特に軍備はせず、恐怖の難波のおばちゃんパワーを使って、外敵を殲滅してしまうというのです。その難波のおばちゃんの戦闘シーンは、結構本格的。CGまで入れて、こんな馬鹿げたシーンに製作費をドド~ンと投入するなんて、狂気の沙汰と思いつつも、難波のおばちゃんパワーを見せつけてくれましたねェ~。まぁ、『ランボー』や『プラトーン』をパクリのシーンは、ご愛敬でしたが。 そんなナベアツ大統領を、快く思わない影の存在があり、執拗にヒットマンを送り込んで暗殺を謀るのですが、銃弾のタマのかわし方一つとっても、ナベアツらしさが光るエスケイプぶりで、これも可笑しかったです。 そして暗殺犯と黒幕を追い掛けるのが、宮川大輔とケンドーコバヤシのお馬鹿刑事コンビ。ナベアツに負けじと、あちこちでアホなコントを披露しています。 二人の必死の捜査によって、大統領のすぐそばの意外な人物が、犯人一味の一人であり、密かに暗殺するタイミングを狙っていたということろが唯一映画らしいストーリーかなと感じられました。 アホ映画なのに、キャストやCGに結構お金がかかっている大作です。お笑いファンには、映画ならではの手の込んだ背景で笑わせてくれる必見の作品でしょう。 なお、試写会では、柴田監督とナベアツが舞台挨拶をしました。生で見ると、ナベアツは伊達ではなくて、会場の空気をがらりと変えてしまう強烈なキャラクターを感じさせてくれました。さすが人気者は違いますね。
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