劇場公開日 2010年7月3日

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「製作者の悪意が感じられるいやな作品」ザ・コーヴ taktak0004さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0製作者の悪意が感じられるいやな作品

2010年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

テレビでも撮影時のドキュメントをやっていたが、製作者側の都合のいいようにとられている気がする。
私は、画面の合成などドキュメンタリーとして認めないです。

また、日本人として大地町の人が、今まで長い歴史のもとでやってきたことを世界がだめだということで、同じ日本人が、批判するのはどうでしょうか...
もし、イルカ、クジラ漁がだめで、食べてはいけないということであれば、私たちが日ごろ食している、牛豚鳥ひいては野菜などに関しても食してはだめだということではないのでしょうか?
私は、この映画を見て、まず、JapanBashing及び西洋人の白人至上主義が見て取れました。

ちゃんとした思想のもとで作られたものであるならば、ちゃんとした大地町の方の言い分も伝えるべきだし、保護する方の意見もちゃんと伝えるべきだと思う。

だからこの映画は。悲しいと評価しましたが、映画が悲しいのではなく製作者の悪意が悲しいということです。

taktak0004
ednakanoさんのコメント
2010年7月21日

元々シーシェパードの戦略的プロモーションビデオですし、Wikiにも引用されていますが、うそが多すぎるので、半ばフィクションといっても良いでしょう。
イメージの操作や誘導は確かに手法としてありえるわけですが、子供のいいわけじみた嘘を公然と言い放ち、まったくの厚顔無恥ぶりは、あきれます。
リック・オバリーはそもそもシーシェパードと共闘していた"ONE VOICE"という団体のメンバーであり、彼が否定するほど縁が浅くはない。まして、この映画自体にはシーシェパード関係者がわんさか出ており、サンタモニカのすし屋廃業事件も共同作戦でやっているし、同じ穴の狢です。

ednakano