「一見の価値あり」ザ・コーヴ nunchakuninjaさんの映画レビュー（感想・評価）
一見の価値あり
日本人は見ない方がいい、と言う人の大半はこの映画を見ていないのではないかと疑ってしまいます。あるいは単に見せたくないのかな。白人がこの映画を作ったのは日本人の多くがこの事実を知らされていないからではないかと。
自分も「どうせジャパン・バッシング映画だろう」とあまり期待せずに見たけど、映画として純粋に楽しめました。暗視カメラや赤外線カメラを使った撮影は自分も一緒に潜入しているかのような臨場感があります。問題の入江（cove）で何が起きているのか知りたいと思わせる提示の仕方もうまかった。
水銀を含んだイルカの肉を鯨肉として売っているのが問題ないなら、なんで情報を開示しないのでしょうか。
コメントする
ednakanoさんのコメント
2010年4月20日
水銀のことはとっくに厚生省が情報公開しているよ。映画で誇張されているほどの危険性のレベルじゃないから、騒がれなかっただけ。こげた魚でがんになるなどのレベルの危険性であり、映画の中で盛んに水俣病との関連を連想させようとしているが、イメージ操作に過ぎず、科学的根拠はない。大学の準教授のコメントも本人が訴訟を考えているという事実を捻じ曲げた使われ方である。少なくともこの映画が公正というものを一切考慮していないということは知った上で見てほしい。
欧米の環境ビジネスのプロモーション・ビデオで、シーシェパードのお友達です。ちなみに英文HPではOPS(監督の主催する環境保護団体）への募金のお願いが前面に出ています。
