劇場公開日 2010年5月14日

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グリーン・ゾーンのレビュー・感想・評価

全68件中、41~60件目を表示

3.0ちょっと今更感?

2010年6月22日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

イラクの大量破壊兵器はなぜ見つからなかったのか……という話。これ、どこまで本当なのだろう?という思いも半分あるが、どちらにしてもちょっといまさらな感は否めない。

同じように事実をもとにした『ユナイテッド93』は心揺さぶられたのに、こちらはそうではないのはなぜだろう? いまさらアメリカの大義名分をふりかざした戦争批判を見ても、何も感じなくなってしまっている自分がいけないのか……?

手持ちハンディカメラの撮影で臨場感を出す作風も、『ボーン』シリーズの印象をそのままひきずってしまうところがあり、新鮮味に欠けたのが残念。

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α

4.0本当に…

2010年6月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

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三日月夜

4.5リアリティあふれるアクションと社会的なテーマが見所

2010年6月3日
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鑑賞方法:映画館

知的

主演のマット・デイモンと副官役の人(名前忘れた)以外は現役及び退役軍人を起用しているらしく、アクションシーンはかなり見ごたえがあった。これだけでも映画として十分面白みがある。
舞台はイラク戦争後のイラクというだけあって社会的なテーマ(プロパガンダかな?)が随所に散りばめられています。この辺をどう捉えるかによって感想は大きく異なってくるのではないかと。

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よこざー

4.0フレディ・・・

2010年6月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

まず始めに、カメラがとっても手ぶれ映像なので
(もちろん臨場感が溢れるので良いのですが…)
字幕で観る私にとっては、少しきつかったです。
酔ってしまいます。

しかしこの臨場感、手に汗を握るシーンの数々。
内容は先の読めるものではありますが、それ以上に、
とっても緊迫感のある作品であると思います。

通訳にかわれたイラク人のフレディが、次第に言葉数少なくなり…
その彼の心を想うと、何度も涙があふれそうになりました。

最後のシーンは、なんとも言えません。。

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guimauve

4.0フレディよ!フレディ!!

2010年6月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

原作は、ワシントンポストのジャーナリスト著の「インペリアル・ライフ・イン・ザ・エメラルド・シティ」とのこと。

イラク戦争当時、大量破壊兵器がなかったことがわかった時は、「え~っ!そうなの~!!」と驚いたものだった。

冒頭、手持ちカメラのせいか、画面が目まぐるしく、流れるスピードが早く、揺れて見えるので、字幕を読むのが精いっぱい。
臨場感や緊迫感はあるけれど。
ちょっぴり、見る気が失せた。

ミラー准尉の通訳として行動を共にするようになるフレディ。
あなたの何度となく叫ぶ声は、本心は、見る者の心に届くと思います。

ここは、イラクであり、アメリカではないし、もちろん、国連本部でもない。
水を求めて苦しむイラク市民達の問題なんだ。

自分の思いや利益だけを追い求めて、それとは関係のない市民が巻き込まれ、殺されるなんてことのないように願いたい。

マット・デイモンも、「戦火の勇気」では、痩せっぽっちの一兵士だったのに、こんなにも逞しくなって。
私だけだと思うけれど、所々、ジェイソン・ボーンが登場しているかのような錯覚に陥ったのが、残念。

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りりー

3.5野心的な戦場娯楽作品!

2010年5月31日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

イラク戦争を題材にし現実味ありながら政治的要素を薄くし、エンターテイメントに仕上げた“アクション・スリラー”。

監督特有のハンディカメラによる撮影に、元兵士を起用した臨場感ある戦場シーンは随所に徹底したリアリティを感じる仕上がり。
しかし本作はアクションよりスリラー要素が非常に強い。

イラク戦争の大義名分であった“大量破壊兵器が存在していなかった”事実が明るみになった現在、
その現実味を損なわない手堅くも正攻法な物語の構造故、着地点が判ってしまうのが残念な部分。

しかし、“このような題材”での物語が現実味を損なわずに発表出来るのが凄い!

イラク戦争を題材に、アイロニカル要素が溢れる野心的な戦場娯楽作品!

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とるさき ともた

3.0男の子は、ドンパチが大好きだッ!?

2010年5月31日
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悲しい

興奮

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OverYoung

4.0助けても大きなお世話。

2010年5月30日
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怖い

知的

難しい

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ハチコ

4.0映画の中に真実が?!

2010年5月29日
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鑑賞方法:映画館

知的

アメリカの大義ってホントはこんな風につくられちゃってるのかもねぇ・・と妙に納得しちゃうストーリー。新聞やニュースでは語られないけれど、世界情勢はこうして動いているんじゃないかと思わせる展開でした。
私的には「フレディ」が結構いい味出してたと思います。

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kodora

4.5よくなってきたぞ、マッド・デイモン

2010年5月29日
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鑑賞方法:映画館

興奮

やっと、見に行ってきました。
とってもよかったです。

マット・デイモンは、本当にいい俳優さんに
なってきましたね。

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ny152

3.5爆音うるさし

2010年5月27日
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鑑賞方法:試写会

興奮

知的

難しい

アメリカの大義と現実の違いを見せてくれる。
しかしながら,あまりこの問題に近くない日本人には
理解が薄くてピンと来ないかも。
爆発音,銃声が多すぎる印象がある。
マットデイモン好きにはたまらんかも。

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robby

2.0ボーン!カムバ~ック!

2010年5月25日
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鑑賞方法:映画館

ボーンシリーズは結構面白かったです

先週の興行ランキングもアリス、トリックに次ぐ、第3位だし!

シネコンも一番客席が多い1番使ってるし

期待していきました

でも、閑古鳥
いくら、田舎で、朝一番だといっても、日曜日なのに
全部で10組いるかいないか

肝心なのは内容ですが

期待作品に当たりなし

つまんない

ドンパチもアクションもたいしてなけりゃ、物語の筋も大したことないし
安直な展開だし

ロケにお金かけたかもしれないけど、お金かかってないな~みたいな感想
マットデイモン殴られっぱなし

一番後ろのペアシート中央席を陣取りましたが、息子なんか、途中で隣に移って、思いっきり横になって、寝てました

ボーン!カムバ~ック!

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赤いおじさん

3.0昔の日本もこんなんだったんじゃないか…

2010年5月24日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

戦争が終わっても、未だ無政府状態が続くイラク。
アメリカの爆撃で崩れ落ちた建物がそのまま残り、道路脇には焼け焦げた車のスクラップが放置されたままで、戦争の傷跡が深く残る。

銃声轟くイラクの街を進む、武装したアメリカ軍の車両のまわりには、水や食料、ガソリンを求めてイラクの人々が群がる。
体に包帯を巻いたり、腕や足をなくした人も多い。

主人公のミラーたちは、そんな街を、上からの情報で大量破壊兵器を求めて走り回る…。

一方で、アメリカに接収されたバグダッドのホテルでは、水着の美女たちが遊ぶプールサイドで、アメリカの政府高官たちがパラソルの下、イスに寝そべりリゾート気分……。

ここがタイトルにもなってるグリーン・ゾーンと呼ばれるところ。
しかし、ストーリーとは絡んでこない。
監督はこの場違いな光景を世界に告発したくて、タイトルに付けたのではないか。

アクション映画なら、最後はここを戦場にして、アメリカの政府高官たちが逃げ惑う姿を見たかった。

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aotokage

3.5遅れてやってきた秀作ポリティカルアクション

2010年5月23日
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鑑賞方法:映画館

興奮

イラクに大量破壊兵器は存在しない……戦争の大義名分を揺るがすその事実を隠蔽する為にとある陰謀が進行していたというストーリーは、グリーングラス監督の手腕によって実にサスペンスフルに作られてはいるものの、やはり“何を今更”感が漂っているように思えてならない。
あと2、3年早く……例えばブッシュ前大統領がイラク人記者から靴をブン投げられた頃にでも公開されていれば良かったかもしれないが(もちろん無茶な相談だけどね)、イラク戦争を題材にした映画が量産された今となっては新鮮味は薄い。

だが逆に言えば、戦争参加国の人々(監督は英国人、主演は米国人)の「あの戦争を支持してしまった」という後悔の念が今でも深いのだとも言えるだろう。
偽情報を鵜呑みにしていたと知った記者の苦渋の表情や、協力者として登場するイラク人の最後の台詞に、作り手の贖罪の念が込められているように思える。

ポリティカル(政治)サスペンスとして一定の出来に仕上がっている本作だが、監督はこの映画をあくまでエンターテイメントとして観てほしいとのことなので、そこについても書きたい。

手持ちカメラで撮影されたアクションシーンの緊張感は見事の一言だ。冒頭の避難シーンや敵の会合に乗り込むシーン、そしてクライマックスの追跡劇と高いテンションは維持され通し。『最前線に叩き込まれる』という宣伝文句に恥じない迫力だ。
カメラがブレすぎて酔う人もいるかもなので注意は必要だが、『ハートロッカー』に軍事アクションの迫力を期待して肩透かしを喰らった方などにはオススメできると思う。

しかし、『ボーン』シリーズのような流麗なまでに洗練されたアクションシーンを期待してはいけない。主人公はあくまで軍人であり、暗殺者ではない。当然アッと驚く殺人スキルを見せる訳は無いのだ。
また、主人公がボーンほど自律行動型の人間では無いことも、物語のスピード感をやや削いでしまっているかもしれない。
どちらも物語上で必要な制約であり、『ボーン』シリーズよりエンタメ度が下がってしまうのは必然だろう。

どうしても『ボーン』シリーズとの比較になってしまって申し訳ないが、そのシリーズを観ている人にも観てない人にも勧められる、水準以上のアクション映画に仕上がっていることは間違いない。ポリティカルアクションが好きな方なら是非。

<2010/5/15鑑賞>

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浮遊きびなご

3.5アメリカ人による、痛烈なるアメリカ批判。

2010年5月22日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

「大量破壊兵器はイラクに存在しなかった」
この結論に導くまでを、丁寧に、かつ壮大に魅せてくれるサスペンス・アクション!!でした。褒めすぎかな??w
一介の部隊長が命を賭して真相を暴く、という筋書きは意外に新鮮味を感じました。在りそうで無かった感じ。
ただ、戦争がテーマでありながら、そこまで過剰に戦争シーンを挟まない、そこに比重を置かない構造は、観ていて些か派手さには欠けます。まあ、それはテーマがテーマだけに、仕方がないとこなんですよね。

でも今回、スパイでもヒーローでもないマット・デイモンさんが非常に良かった。一人の兵士としてのポテンシャルのみで戦うガムシャラな銃撃戦&肉弾戦は、ジェイソン・ボーンの様な派手さやケレン味はないけれど、親しみが持てました。

サスペンスとアクションとを交互に重ねたボディブローの様な手応え。劇場で観て損はしません。
今回もグレッグ・キニアはなかなかのイヤな奴だし。この人、毎回感心しますわ本当にw
典型的イヤなアメリカ人。真相暴く熱血漢アメリカ人。一体、どっちが本当のアメリカなんでしょうか…なんつってw

一個注文つけるとしたら…次回グリーングラス監督とデイモンさんのタッグがあるのなら、アクションもちっと多めでお願いしやすw

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ロロ・トマシ

4.5本当?フィクション?

2010年5月21日
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鑑賞方法:映画館

本当に核はあったのだろうか。実際に受ける疑問をこの映画はうまく使っている。
核が存在する情報が入り、現地に向かっても核は見当たらない。そこには米国の陰謀が存在している。
戦争のきっかけを単に作りたかったから、核を保有していると嘘を流す。どこまでが本当でどこまでが本当ではないのかということが難しくなる映画だ。
それにしても、マット・デイモンだんだんごつくなっていきますね。

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ゴリラちゃん

5.0オススメ☆

2010年5月20日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

まるで「そこ」にいるような臨場感と迫力、そして適切なスピードで展開していく内容にとても引き込まれる作品でした。

様々な立場から「イラク戦争」を見直すことが出来ると思います。

主演のマット・デイモンは期待通り素晴らしかったです。

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さゆりん☆

4.5アメリカを非難するのは簡単だが・・・

2010年5月20日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

世界のトップに君臨するため、アメリカはあらゆる手を使って、他国を制圧しようとする。第三国の理解と軍の投入には大義名分が必要であり、かの米大統領はイラクの大量破壊兵器の存在を仄めかし、全世界を動かした。ところが兵器は見つからず、獲ったのはフセインの首だけだった。使われたのは大量のアメリカ産兵器で、この戦争で得をしたのは誰だったのか・・・。そんな疑問に応える形で登場した作品だ。
弾にあたる心配のない机上で駒を動かす上層部に対し、与えられた情報に命を懸ける前線の兵士では利害関係は一致しない。懸けるべき命は、国のためであり、家族・友人のためである。決して一部の人間の私利私欲のためではない。
アメリカという国は怖い面もあるが、このように闇を暴き訴える力も持っている。映画が持つ力を知っている。アメリカを非難するのは簡単だが、日本は国益を護ることもロクにできていない。
イラク人の「ここは自分の国だ。どうするかよその国になんか決めて欲しくない。」という訴えが印象的。

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マスター@だんだん

4.5アメリカって怖い

2010年5月18日
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鑑賞方法:映画館

興奮

あまり予備知識もなしで見に行ったので、結構楽しめました。
戦争映画ならではの迫力もありましたが、なんといっても、ストーリーがノンフィクションのようなフィクション。
こんな話も、確かにあるのだろうな、となんだかやるせない気持ちになりました。

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pekouran

5.0反米のテーマがすごい!

2010年5月17日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

昨日、映画館で観る。真ん中あたりの席で観たのだが、この映画は後ろの席で観るべきだ。目が回って気持ちが悪くなったのだ。何でかと思ったら手持ちカメラの映像のせいだ。臨場感はあるが、気分が悪くなるので注意。
 アメリカが起こしたイラク戦争の原因は「イラクが大量破壊兵器を持っている」ことだった。政府高官が事前に「大量破壊兵器はイラクにない」ことを知っていながら、それを伏せて戦争を仕掛けた・・・という超反米ストーリーだ。
 劇中の通訳をしたイラク人が最後に「私たちの将来をアメリカに決められたくない」という台詞が印象的だ。アメリカのエゴで起こった戦争だった印象は否めない。

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ルイス