「謎解きメインではないです」白いリボン めるさんの映画レビュー(感想・評価)
謎解きメインではないです
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私の中で、ヨルゴスランティモス、ラースフォーントリアー、ハネケ監督は不愉快映画監督(決して悪口ではない!笑)やなと勝手に思っている。ハネケさんはハッピーエンドをいれて2作目の鑑賞。ハッピーエンドで心折れかけたけど、本作はミステリー仕立てなのかな?とか思いながら観ていたが…
謎解きがメインで観たい人は思ったのと違う…と思うだろう。本作は謎解きではなく醜悪な一つの社会を描いた作品だから。まともな大人がいない状況で子どもたちは将来どうなっていくのか。犯人は最後まで結局分からずじまいやけど、まあ子どもたちなのかな…やとしたらなぜあんなに酷いことを?そこが分からないのでとても不気味である。
喉に骨がずっと残ってしまったようなそんな終わり方。
ドクターが助産師に暴言を吐くシーンは、思わず顔を顰めてしまうほど不愉快極まりない。よくあんなシーン思いつくわ…
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