劇場公開日 2011年12月23日

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永遠の僕たちのレビュー・感想・評価

全36件中、21~36件目を表示

3.0足りない

2015年12月5日
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Alexa

4.0繊細な心の触れ合い

2015年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

総合:75点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

 両親を亡くした少年と余命いくばくもない少女の出会いと触れ合いを描く。学校にも行かず他人の葬式に勝手に潜り込むことを繰り返す少年は何に囚われていたのだろうか。だけどもうすぐ死んでしまう少女は、怯えも悲しみも痛みも見せずに、全て悟ったように清清しく生きていく。まだ大人になる前の美形の少年少女が、その若さと美貌ゆえに儚さと脆さを含んでいて、今にも壊れてしまいそうな雰囲気の中で生と死に挟まれている様子を静かに捉えていた。
 『グッドウィルハンティング』のガス・バン・サント監督が、そのような2人の心の動きを繊細に描いた。彼には派手な活劇や迫力の映像はないが、このような傷ついた粉々の心の揺れ動く描写が上手い。

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Cape God

3.5陽だまりを感じさせる

2014年10月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

感動したシーンが二つ。病床で死が近い彼女に何かしてあげたくて、色々提案する彼に「今のままで充分。」とアナベルが微笑んで答えるシーン。「思い残すことはない」という残される者に対する最大限の心遣い。それからもう一つは特攻隊員の幽霊ヒロシの渡せなかった手紙。文面がとても美しく切なくアナベルとイーノックの関係に通じる所もあり心揺さぶられた。
死がテーマであるわりには重くなく、こんなふうに受け入れられたら良いだろうなと思わせてくれる。中性的な魅力のミアと少年の初さ危うさが魅力なヘンリー・ホッパー、それに日本の加瀬亮、瑞々しい3人が魅せてくれる素敵な物語。

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sonje

4.5加瀬さん目当てでしたが、、!

2014年4月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

始めは加瀬さん目当てでしたが、気づいたら大号泣してたほど感動的作品。
女の子がアリスの子だと知ったときは驚いた。絶対に、こっちのほうがはまり役。加瀬さんは、戦死した日本兵の霊という役柄で面白かった。

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蜜

1.0少女漫画みたいな映画で

2013年6月4日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

観ていて恥ずかしい気分になりました

男がこんなもんよく撮れるよなあ
と思って調べたら

この監督ホモだったんですね

どうりで
オカマ評論家が絶賛するわけだ

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無糖ブラック

3.5その涙は誰の為?

2013年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

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ryuu topiann

4.5素敵な

2013年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

死に対しての話なのですが、痛烈な感じがしなくてとっても見やすいです。

ヘンリー・ホッパーとミア・ワシコウスカが素敵な雰囲気を醸し出しているのがその理由だと思います。痛烈で無いと書きましたがそれにも関わらず深く考えさせられる作品に仕上げてあって感動しました。また加瀬亮が出てくるタイミングが最高でエンディングの場面ではそうだよねと涙を誘う演出でした。

刺激的な作品が好きな方はあまり好きではないかもしれません。

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shopan

4.0独特の空気感/世界観/映像‥

2012年9月1日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

寝られる

◇俺は苦手だが‥↓
●トイレットやら●サムウェアには独特の雰囲気が有る‥。
◇俺が好きなのに↓
●マイブルーベリーナイツや●エターナルサンシャイン●500日のサマーらが有って‥
やはりこれらにも独特な⇔映像観や空気が有る。

似てるか?似てないか?は見た方が決める事だが‥
これはそれらと同じく‥もったり時間が流れる映画すヽ('ー'#)/♪(←※不快では無いよ)

命/を主題にした映画なので‥
‥見る人や見るタイミングを選ぶンかな〜(*^_^*)?

映画経験値は低いですが‥
映画偏差値は高めな一本かも知れません(*'-^)-☆

☆評は‥
DVD100円水準にて‥(^-^)

DVD買う度⇒②★★
モ、1回見たい度⇒②☆☆
オススメ度⇒④♪♪♪♪
デートで見る度⇒⑤◎◎◎◎◎

観る相方o(^o^)o】男女は選ばない‥良作ヾ(*'-'*)

原作者さんや脚本家/監督さんらが‥
何を伝えたいか‥
俺にはモウ一息‥分かんなかったケド‥
でも‥
この映画は優しさに溢れてる映画だと思うんよね(^-^)/~

90分‥
ちょい長いけど‥
こゆの嫌いでは無い((( ^^)爻(^^ )))

若者よ‥
‥人生を無駄に過ごすな!と‥俺は言いたいな(`o'ヾ

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えびかに伯爵

4.5死の淵で、死と向き合う

2012年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

死体ごっこをする少年イーノック。衝撃的で美しいオープニングからすっかり引き込まれてしまいました。

きっと有ったであろう、嵐のような時は、想像するしかありません。
死を前にしたアナベルはもう泣かないし、彼だけに見える青年ヒロシは、イーノックの生活の一部になっている、死の淵にいるのが当たり前みたいにお話が始まります。
素敵なラストカットまで、少し湿って冷んやりした優しい風の中にいるようでした。時折感じる木漏れ日の温かさが、嬉しくてありがたくて泣ける、そんな作品でした。

主演の二人は美しく瑞々しく、スクリーンに映えて素敵でした。ヘンリー・ホッパー、繊細だけどクッキリした輪郭を残し、とても良かったです。
常々、年齢不詳な役者さんだなぁと思っていた加瀬 亮、ヒロシははまり役でした。

エンドロールも一応見る派なのですが、素朴な字体の文字の速さと音楽が同調してて、最後まで気持ち良く癒されました。

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グッドラック

5.0笑顔で弔う

2012年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

うわーもう良かった。凄い好きですこの映画。
兎に角もうなんだろう。
主演のヘンリー・ホッパーとミア・ワシコウスカちゃんのやり取りがずっと微笑ましくて可愛らしくてウブくて、ずっとニヤニヤしちゃってました。
カメラが彼らに向ける視線がとても優しくて、柔らかで繊細で、もうタマランです。
ふわりとした手触りでこの世界を捉え続けてるというか、2人が会話してるだけで、もう素敵過ぎて口が綻んでしまう。

ヘンリー君(デニスホッパーの息子さん!)のはにかんだ笑みとその純粋性、ミアちゃんの伸びやかで屈託ない奔放さ。
謎多き加瀬亮の純朴な好青年振り。
周囲の大人達のあからさまではないけど、そこはかとなく滲む優しさ。
リアルとファンタジーの狭間というか、リアルがファンタジーを迎え入れたというか、この絶妙な世界観。

そして、出てくる登場人物に悪人が存在しないのがイイ。
全ての人間がこの2人を邪魔せず静かに優しく見守っているのがイイ!(添え物的、記号的な悪人は存在しますが)

もう完璧です。この映画を包む全てが優しくて。

それに相反する様にですが、この映画のテーマに『死』が含まれてるのは明らかで、無視できません。
『死』は全編通して語られてるし、彼らの身近にずっと横たわってるし、無視できない。

2人も知っている。『死』を知っている。誰よりも。
だけど、悲しむ?怒る?嘆く?泣く?
どれを選択するのか。
やがて訪れる、その瞬間。

このラスト。ずっと心から離れません。

切ないけど清々しい。
清々しいけど切ない。
これも、きっとハッピーエンドなんですよね。

とても優しい映画でした。

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ロロ・トマシ

3.5退屈だった

2012年2月21日
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鑑賞方法:映画館

 短いのに眠くてしかたなかった。とにかく主人公がいじけていて大嫌いなタイプで、甘ったれんじゃねえよとしか思えなかった。ヒロインも難病を抱えていてあんなに元気なのも変だった。病人としての面倒くささがさっぱり描かれていなくて気楽なニートにしか見えなかった。サント監督には、どういうつもりでこんな暗い映画を作ったのか襟首をつかんで問い詰めたい気分だった。

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吉泉知彦

4.0心が若返る

2012年2月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

とにかく美しい。今後が楽しみなデニス・ホッパーの息子ヘンリーとアリスの時より繊細さが際立つミアの若い二人に加瀬さんの好演が寄り添う。衣装や音楽も印象的。観て良かった。

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dekatter

3.5若い人に触れてほしい作品

2012年1月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

この映画を観ていると、なぜかレナード・ホワイティングとオリヴィア・ハッセーの「ロミオとジュリエット」(1968)を思い出す。
愛するふたりを分かつものが家柄とか敵味方という時代ではないが、大人社会への反発の中で愛と死を見つめ、十代にして成さぬ恋に落ちるという作品が持つベクトルと、若くて清々しいコンビ、ヘンリー・ホッパーとミア・ワシコウスカが放つオーラに、似通ったものを感じるからかも知れない。
臨死体験を経て、旧日本軍の特攻隊員ヒロシが見えるようになったイーノックが、他人の葬儀に列席する日々を送るのは死後の世界に興味を持ったからだろうか? ストーリーが進むにつれ、それだけではないと分かってくる。死を迎えた者がこの世でどう弔われるのか、遺された者はその死にどう向い合っているのか、その答えが知りたくて葬儀を巡り歩くのだ。

そんな彼が、死を目前にしたアナベルに恋してしまう。運命といえばそれまでだが、取り残される恐怖と無念さが次第に膨らんでいく。対するアナベルは輝く最期のひとときを過ごしたいと願う。
ひとつの死に対する思いに開きが出てくるところを、ヒロシの存在が溝を埋めてくれる。イーノックにとって本当に大事な話し相手は誰なのか、身を持って教えてくれる。ヒロシとはそういう存在だ。加瀬亮が兄貴分的な雰囲気を出して好印象。惜しむらくは、冷たい空気の中、ヒロシの白い吐息だけは後処理で消してほしかった。彼はこの世の人間ではない。

ふたりが横になって路面にチョークで人型を描くシーンがある。予告篇でも印象的なカットだ。
よくドラマで事件現場に描かれるアレだ。チョークで描かれた人型は、そこが息絶えた場所であると同時に、そこで生きていた証でもある。
ふたりが路面にチョークで人型を描くのは、ふたりでそこに居た、ふたりがそこで生きていたという証しなのだ。

イーノックの頭をアナベルと過ごした日々が走馬燈のように駆けめぐる。過去の思い出に浸るのではない。それはふたりにとって一瞬一瞬が光り輝いた“時空”の存在であり、今このときにイーノックの中にあるものだ。それが解かったとき、自然に笑みが浮かぶ。

この映画を観るポイントは、イーノックの目線で観ることだ。

この作品、自分が前述の「ロミオとジュリエット」という映画に触れた時のように、十代の人が観たなら忘れられない心に残る作品の一つになるかも知れない。

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マスター@だんだん

4.5透明感と爽快感。

2012年1月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

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ハチコ

4.0笑顔でさよならするために

2011年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

幸せ

一緒に過ごす時間を大切にする。
伝えたい想いをちゃんと伝える。

当たり前だけど、大事なんだなあと
つくづく思いました。

アメリカのお葬式のアットホームさ、なんだか好きです。

衣装のレトロ感、特にイーノックが着こなす色の変化もステキでした。

この作品でデビューしたヘンリー・ホッパーの
傷つきやすくて、少し投げやりな感じがとても良かった!
これからが楽しみな俳優さんです。

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ophelia