劇場公開日 2010年12月18日

「156cmの反転」バーレスク xtc4241さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5156cmの反転

2010年12月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

クリスチーナ・アギレラの身長は156cm。
ほんとかよ、と思った。日本人としてさえ、小さい。
アメリカのショービジネスでは決定的なものがあるのでは。

はじめにそれを知っていたから、背の高さがかなり、気がなった。
アギレラと共演者、アギレラとバックで踊っているダンサーなど
人間には欠点があり、それを克服しようというトラウマが、
それをテコとして、自分の才能をどんどん加速させるってこともある。

天才といわれる人たちには多かれ少なかれあると思う。

そんな目で見てると、アギレラさんが可愛くなってしまった。
20cmはあるのでは?と思われるハイヒールを存分に活用した
ダンスパフォーマンス。

それに、やっぱり、彼女の魅力はドスが利いたボーカル。
野太い低音から、頭のてっ辺から吐き出すような高音まで、
ぶれることがない見事な歌いっぷり。
これこそ、天才と思わせてくれるのだ。

正直言って、ストーリーはありきたり。
共演のシェールもどうでもいい。おとこたちも単なる刺身のつま。

ただただ、ステージ上のアギレラを楽しむ。
156cmがどれだけ大きくなったのかを見る映画でした。

xtc4241