「156cmの反転」バーレスク xtc4241さんの映画レビュー(感想・評価)
156cmの反転
クリスチーナ・アギレラの身長は156cm。
ほんとかよ、と思った。日本人としてさえ、小さい。
アメリカのショービジネスでは決定的なものがあるのでは。
はじめにそれを知っていたから、背の高さがかなり、気がなった。
アギレラと共演者、アギレラとバックで踊っているダンサーなど
人間には欠点があり、それを克服しようというトラウマが、
それをテコとして、自分の才能をどんどん加速させるってこともある。
天才といわれる人たちには多かれ少なかれあると思う。
そんな目で見てると、アギレラさんが可愛くなってしまった。
20cmはあるのでは?と思われるハイヒールを存分に活用した
ダンスパフォーマンス。
それに、やっぱり、彼女の魅力はドスが利いたボーカル。
野太い低音から、頭のてっ辺から吐き出すような高音まで、
ぶれることがない見事な歌いっぷり。
これこそ、天才と思わせてくれるのだ。
正直言って、ストーリーはありきたり。
共演のシェールもどうでもいい。おとこたちも単なる刺身のつま。
ただただ、ステージ上のアギレラを楽しむ。
156cmがどれだけ大きくなったのかを見る映画でした。
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