「ガンダム初心者でもちょっとした知識で楽しめる」機動戦士ガンダムUC episode1「ユニコーンの日」 太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
ガンダム初心者でもちょっとした知識で楽しめる
実は今作が初めてまともに観ようとした国産ロボットアニメ。
エイジは絵で観るのを止めて(『明日へ』はそのバンドが好きなのでよく聴く)、ガンプラ云々も後半をチラッと観ただけで殆ど観ていない。
先週、偶然地上波で放送するのを知り、興味半分で観た。僕の知識は1年戦争があって色々あって逆襲のシャアでアムロとシャアが行方不明に~という曖昧な解釈、ザビ家、ニュータイプ、それにガンダムが「RXなんたら」という型番で、ザクⅡスナイパーザクザクタンクゲルググジムジムⅡジムⅢボールゲルググズゴックキュベレイ百式ジ・Oジオング・・・・・・等のモビルスーツ。ファンから観れば「まだまだ青い」な知識しか持っていない。
そんな感じの中途半端、曖昧な知識でも楽しめた。元からアイアンマンやトランスフォーマーなどのガシャガシャしたロボットの外見が好きで、ガンプラも少しかじっていた。
つまりは「ロボットオタクはもちろん、カッコいいもの好き、人間成長ドラマ好きな人でも楽しめる作品」だと思う。
ガンダムというだけでオタクっぽいという偏見もあるが、下手な青春ドラマや金儲けだけの映画や実写化と比べればうんとまともなストーリーだ。
ロボットに興味が無くても、ロボットモノではなく、戦場にバナージという遺物な部外者が加入することによる連邦とネオジオンの変化やキャラの葛藤。そういうのを楽しめるのがガンダムシリーズなんだなぁ。と、初めて実感した。
1本あたりの時間も短く、前7話で2話見ても2時間半もいらない。
さらに、知識もガンダムにザクに百式にジオング、キュベレイという簡単なモビルスーツ、ザビ家がめっちゃ悪い一族だったとかコロニー落としで人がめっちゃ死んだとか、シャアは消息不明になっているとか。初代とZをちょっと勉強するだけで楽しめる。
騙されたと思って一度目を通してみてください。
あと最後に、00が個人的に「ん?」っとなる方の美形男子だった分、バナージは「うわー美形だー!」という感じになり、そういう面でも楽しんでた。