「理屈抜きのハードボイルド」パリより愛をこめて odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
理屈抜きのハードボイルド
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ショーンコネリーの往年の名作、「ロシアより愛をこめて」にちなんだようなふざけたタイトル、確かにエージェントものだがスキンヘッドのトラボルタでは野蛮すぎて比較になりません。好物はマティーニでなくチーズ・ロワイヤル。007の主題歌を唄ったマットモンローの「Close to You」が流れましたが、オマージュというより別ジャンルでしょう。
花の都パリでテロ組織撲滅の任務に凄腕CIAの彼とバディを組むのは大使館勤務、小役人のようなCIA見習い。人を撃つなんて未経験の青年が最後は愛を込めた苦渋の一発、成長と言っていいのかトラボルタに感化されたのか・・。
24時間で26人殺したと言っていたが、まさにハードボイルド、ノンストップ・バイオレンス・アクション・エンタテインメント、原案・製作はリュック・ベッソンさんだしタランティーノから貸し出されたようなトラボルタの傍若無人ぶりが加味されて壮絶、ダイナミックな映画に仕上がりました。
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