ダブル・ミッションのレビュー・感想・評価
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アメリカでのジャッキーは、、、
リメイク版「ベスト・キッド」と同じ年の制作。中年の域に入ったとはいえ、まだまだ若い頃からのジャッキースマイルは健在。あちらの作品での老け役とは好対照。
だけど、やっぱり香港でジャッキーが監督したアクションの数々には及ばない。柔よく剛を制すとか、非力に見える小男が知恵と勇気で大きな悪を打ちのめす小気味よさが今一つ伝わってこない。
ある時代に、ある国や地域でしか花開かない才能があるものだ。
ジャッキー30年目のファミリーコメディ
あまりスリリングなシーンが少なかったので、肩の力を抜いて家族で楽しめます。三人の子ども達も皆、キャラが立った面々。特にノーラちゃんとジャッキーのやり取りはとってもキュート!可愛くってなおかつ笑えます。ジャッキーお得意のアクションは今回若干抑え気味。その分、スパイ道具が大活躍してくれています。まあ、設定や、細かい突っ込みは置いといて、安心して見ることが出来た。、尚且つファンのツボは押さえつつ、難しいアクションも挟み込み飽きさせ無い。さすがのジャッキー、お疲れ様。
ジャッキーの和やかな家族向け喜劇
総合:65点
ストーリー: 60
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 65
アメリカを舞台にしていても基本的にジャッキーらしい伝統の滑稽な活劇だが、家族と子供を大きく取り上げている。そのために例えテロリストが来ようが襲撃に遭おうが随分と和やかな雰囲気。それでも歳のわりに相変わらず建物に登ったりそこから降りたりと体を張ってジャッキーが頑張っている。基本的に家族向けのほんわか映画であって大迫力活劇というわけではないのだが、子供に振り回されるジャッキーを見るのもいいのではないか。
ファミリーコメディ
ジャッキーのアクションやお約束のNGシーンは見どころですが、笑えるシーンも多いです。
作中に色々ツッコミどころがありますが、コメディなので難しく考えず、ほのぼのとした気分で鑑賞できました。
「トゥルー・ライズ」+「スパイ・キッズ」???
随所にジャッキー・チェンらしさはあるものの、いまいちゆるい。子ども三人のキャラはそれぞれ三者三様でまあ合格点。ジャッキーと恋人役の馴れ初めと愛が深まったところが描かれていないため、どのくらい愛し合っているかが理解できない。そのため、急に子ども三人を隣人のジャッキーに預けちゃうのが、うそっぽい。そこまでジャッキーを信用しているわけ??? それから、ジャッキーが中国のエージェントでCIAに出向しているっていうのもそんなのありなのかと思った。敵ってわけじゃないけど、そんな大事なことまで開放していることが理解しがたかった。そこらへんをクリアしてくれれば、もっと面白くなった可能性はあるので、惜しい。
意外と難しいあのスマイル。
ジャッキ~っ!スマ~イル♪っていう鷹の爪団がやってる
某劇場での予告によれば、完璧にジャッキーのスマイルを
キメた人は鑑賞料金がタダになる♪っていうキャンペーン
をやる(やるワケありませんが)なんていうノリに乗せられて
観に行ってしまった私。
まぁ、いいじゃあないですか!ジャッキーなんですから♪と
いう作品でしたねぇ(爆)うん、予想通り。
御歳56歳。未だあの身体能力は衰えずv特筆モンです。
ハリウッド進出30周年記念作品という今作でありましたが、
何年経っても日本語が上手くならないアグネ○のように^^;
彼も相当、英語が嫌いみたいで相変らず苦労してました。
が、それはそれで彼の良さ。愛嬌あるパフォーマンスにも
笑えたし、単純明快な娯楽作というのがホント似合ってる。
ちょっと前にかなりハードな作品に出てたみたいだけど、
あのスマイルが見られないのは鷹の爪団でなくても哀しい。
まぁそんな意味でも…いつものジャッキーが帰ってきた♪
という感じかな。
実生活では子供と触れ合うことすら出来なかった彼が、
今作ではマイホームパパ?的な動きで堪能させてくれたり、
まぁ一応スパイなんで^^;小道具の数々も楽しい。
でもやはり、彼の動きそのものの素晴らしさ。誰かが
マネしようったってそう簡単には出来ないアクションが
冒頭の方でもかな~り楽しめる。もうケガはしないでね^^;
と祈りたくなるファンも多いのだろうけど、辞めないだろな。
共演している子供たちも、素で楽しんでるだろ!?的な
表情を浮かべ、ラストお約束のNG集ではエ?と思うような
簡単(に見える)なアクションが意外に難しいことが分かる。
物語はホントに単純で悪役も(ロシア系の)オモシロ集団と
いう感じ^^;大人も子供も安心して観られる90分作品という
時間的にも申し分のない無難な作品。
こういう作品をムダにせず、大切に演じてきた彼だから
30年もファンが離れなかったんだろうと納得のいく作品だ。
(総統は55歳らしい^^;デラックスなジャッキーに負けてる?)
ジャッキー、30年の集大成作品。
ハリウッドに進出して今年で30年だそうな。
もう30年にもなるの?!
今までの集大成の映画ですね。
過去の自作の見せ場を引用したシーンがいくつか見られる。
製油所を襲ったテロリストに対するシーンは、「プロジェクト・イーグル」。
自転車を使ったシーンは、「プロジェクトA」。
エスカレーターシーンは、「ポリス・ストーリー 香港国際警察」。
冷蔵庫や脚立、灰皿、レンジ、椅子、テーブル、洗剤、人間など、家の中にあるものを使ったコミカルなアクションは健在。
拳銃やナイフを使わないので、安心して見られる。
生意気な3人の子供達と一緒に、心を通わせていく過程は、良い。
元気で頑張ってくれているジャッキーを見られて嬉しい。
今までのような勇猛果敢なアクションを期待していると、な~んだ。。。になっちゃうかもね。
「家族の絆は、愛で作っていくんだよ」
ジーンときました。
それにしても、ジャッキーが「結婚」するなんて、初めてね。
先が見えてしまうので片目をつぶる必要はあり。でも“ベスト・オブ・ジャッキー”と言うべき30周年記念作品です。
ハリウッド進出30周年として、まさに原点回帰したかのような典型的なアクション・コメディです。
主人公ボブ・ホウの活躍を紹介するオープニング映像は『プロジェクト・イーグル』『ラッシュアワー』『ラッシュアワー2』『タキシード』からの引用。ファンをニヤリとさせる、この冒頭だけでも本作が“ベスト・オブ・ジャッキー”と言うべき作品であることがわかります。随所にこれまでの出演作を彷彿させるアクションに溢れていました。
その「ジャッキー・スタイル」は徹底されており、カンフーをベースにしつつ手近にあるものを武器として利用する、ユーモラスでスピーディーな格闘アクションは、本作でも健在でした。
だからやっぱりお楽しみは、エンディングのNGシーンですね。今回も大笑いのNGシーンを魅せてくれました。いかにCG抜きでアクションに体当たりをしたのだというのがよく分かるNGシーンばかりでした。
御年58歳でしたっけ、もうすぐ還暦を迎えるというのに、全然若い頃と変わらない動きを見るとジャッキーのファンの人ならついつい嬉しくなってしまうでしょう。
アクションの見せ場は数あれど、ストーリーはスリル感を求めるムキには不向きです。何と言っても、主人公ボブが、幸福な結婚を選択して、スパイ業からの引退を決意するというのが基本線なので、どことなくホームドラマタッチ。家族となる婚約者ジリアンとその連れ子を守るんだというボブの悲壮な決意と、ダサいボブとの結婚に反対して、父親とは認めない子供たちとのたどり着く家族愛が軸に据えられているのですね。
スパイとしての正体を明かせば、子供たちの興味を引くのはたやすいことです。しかし秘守義務があって明かすことができないジレンマ。サエえない表の顔と、切れる裏の顔、そんな二面性を持つスパイにユーモアと好感を抱かせるのは、まさにジャッキーの個性がなせる演技ゆえんです。
そんな正体を隠したまま、ジリアンから留守番を頼まれたボブは、子供たちとふれあうチャンスとばかりに、張りきって引き受けます。しかし結婚に不満を持つ子供たちの子守は一筋ならでは行かず、随所に笑わせてくれるシーンが登場しました。
なかでも笑えたのは、言うこと聞かない子供たちを管理するため、様々なスパイ・グッズを駆使して自己流で子供たちを監視下に置くことです。また一番幼い末娘の着せ替えを、空中で放り投げて、スポット一発で服で掬って着替えさせるアクロバットなシーンが笑えました。あれはどう見てもCGでしょうね。
そして一度スパイに関わると、引退してもいろいろしがらみに追われるものです。ひょんな事から、ロシアマフィアにジリアンの家がマークされて、襲われる事態に遭遇します。そこからスパイだった事実を家族にひた隠しながら、ボブの涙ぐましい戦いが始まります。
長男イアンもマフィア相手に戦うところは、ちょっと『ホーム・アローン』タッチでした。
戦うなかで少しずつ彼らと心を通わせてゆくところ。例えばジリアンが継母であるという長女ファロンの孤独や、学校で嘘つき呼ばわりされるイアンの疎外感を知って、ボブが心を寄せていくところは、なかなかむヒューマンタッチでした。
アクションよりも、ボブが子供たちにとってかけがえのない存在となっていく展開が、本作のメインとなっているウリの部分で、これはなかなかホロリとせてくれますよ。
スパイである正体が、ついにばれたとき、果たして子供たちに、無事パパと呼んでくれるのか?チョットいいラストシーンをご期待ください。
ただストーリー的には、先が見えてしまうので片目をつぶる必要はあり。ジャッキーを楽しむ作品ですね。
子供向け甘口カレーライス
ジャッキー・チェンの30周年記念作品である本作
大作ではなく意外にも軽快なホームコメディだ
自転車や冷蔵庫など日用品を使ったアクション
重厚で派手な映画が多い最近にしてはライトだが
過去作品をオマージュしたジャッキーらしさが満載
豪快なアクションを期待するとスカされるが
暴力やグロなく「ホームアローン」 のようなユルい雰囲気なので
ファミリー向けにお勧めしたい逸品だ
しかしながら作りは単純でシンプル
わかりやすい分だけ刺激が足りない
同じ単純でもアイアンマンの突き抜けた爽快さには及ばず
例えるならば、スパイシーさの足りない甘口カレーライスのようだった
ジャッキーが扮するボブ・ホウはしがないセールスマン
そんな彼の裏の顔はCIAの敏腕スパイ
隣人のシングルマザー、ジリアンと付き合っているが
その三人の子供たちはなかなか懐かない
ある日彼ら三人の面倒を見ることになったボブだが
長男イアンが極秘情報をダウンロードすることで
スパイの戦いにジリアンの家族もろとも巻き込まれていく
カッコ悪い隣のオッサンが、実はスパイで活躍を見せる
当初は完全にバカにしていたジリアンの子供たち
その見る目がどんどん変わっていき
彼らはボブに父性愛のようなものを感じ認めていくのは爽快だ
一生懸命日々働けどなかなか尊敬に至らない
ナマイキでウソつきな子供たち
彼らが徐々にボブを尊敬してくのは見ていて気持ちがいい
世のお父さんにはちょっと憧れる展開だろう
そして日常に有る道具を使った
ジャッキーらしいアクションも健在だ
過去作品のオマージュも散りばめ、テンポ良く畳み掛ける
相変わらずのコミカルさを持ったジャッキーの真骨頂だ
中でも自転車を使った戦闘シーンはスピーディーで見ごたえ有り
ただその反面、ややアクションのスケールに小ささもあった
ここ最近の派手で豪快な映像に慣れてしまったせいかと思う
また、ちょっと泥臭いコテコテなセンスには
邦題タイトルの「ダブル・ミッション」より
原題の「THE SPY NEXT DOOR」(隣のスパイ)の方がしっくり
更についでに言うと、字幕も合わなかった
たとえばスパイが情報員と訳され、どうにも雰囲気が出ない
情報員なんて言い方は通常しないし
スパイの方がいい感じに胡散臭く、作品に有っていると思う
子供が絡む作品であり、正直、気になる部分も少なくない
アクションも話もややこじんまりとしていると思う。
判りやすいのだが、お話は幼稚であっさりサッパリ
大人向けには、もうちょっと深みが欲しいところだ
そのため、見所は軽妙なアクション一つになってしまい
それ以外の場面ではちょっと間延びしてしまった感がある
意外性やどんでん返しでも挟んで一癖つけて欲しかった
まあ、ファミリー向けのライトコメディと割りきるのがいいだろう
いっそのこと、どうせならリュック・ベッソン作品のように
例えば「96時間」みたいにジャッキーを大胆に暴れさせたら爽快だった
あの手のアクションとジャッキーのコラボはなかなか興味あるのだが
ジャッキーのアクションはやはりカンフーあってのもの
永きファンとしてはやはりコミカルなだけではなく
強く豪快なジャッキーを見たいのだ
次回公開作はリメイク版 「ベストキッド」 のカンフー達人役
大人向けジャッキーがどう演じてくれるか、を大いに期待したい
全29件中、21~29件目を表示