劇場公開日 2010年6月26日

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「子どもが観ると楽しいアニメだけれど、」宇宙ショーへようこそ aotokageさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5子どもが観ると楽しいアニメだけれど、

2010年7月6日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

全校生徒が5人だけ!? の田舎の小学校。幼なじみで兄弟姉妹のような彼らだけの夏休み合宿だったが、犬のような宇宙人を助けたことで、ジャングルジムごと宇宙に旅立つことになった!
月の裏側には、吃驚仰天する光景が…。「パブリカ」で描かれたような豪華絢爛で電飾鮮やかな世界が広がる。
夏紀と周(あまぬ)の姉妹は、ちょっとしたことで仲たがいしていて…兄弟姉妹のいるものには、似たような経験があるのではないか。
彼らは地球に帰るための旅費を稼ぐために、それぞれがはじめてのバイトをすることになるのだが、子どもたちに働くことの意義を教えるところは、「千と千尋の神隠し」と同じか。
地球にはふつうにある、日本人にはなじみ深いあるものを巡り、宇宙をひっくり返す大騒動が巻き起こる。
星間航行する乗り物が、「デューン砂の惑星」に出てきたやつのオマージュか。
子どもが観ると楽しいアニメだけれど、子どもにスーザン・ボイルがわかるか疑問。そこは世界公開を考えてことだと思うが…。

aotokage