「強引なところはあるけれど「感動した!」」書道ガールズ!! わたしたちの甲子園 septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
強引なところはあるけれど「感動した!」
一度、生のお姿を拝顔したい女優さんが
数多くいましたので、上映開始前ではありましたが、
毎度のように、公開初日の舞台挨拶へ足を運びました。
書道ガールズの面々による
簡単な書道パフォーマンスもありました。
映画館の雰囲気を盛り上げたのち
こちらも期待にテンションを上げて上映開始を待ちました。
☆彡 ☆彡
いやぁ、よかった!
いやぁ、感動した!
だって、客電点灯したら
絶対に、一番に拍手してやろうと思ったもん(笑顔)
〈 再生 〉
〈 書きたいとの気持ち 〉
〈 子は親の知らぬところで育つ 〉
拍手の一番手は別のかたにとられ、
ぴあの満足度調査では1位を記録したようですが
劇場の拍手はまばらでした。恥ずかしがりやさんばかりだったのかな?
『とめはねっ!』意識でしょ
『ズームインSUPER』テレビ主導でしょ
先入観といいますか、偏見を持たずに観れば、
全体を通してストーリーに多少強引なところは、
ありますが、ヒトツのサクセスストーリーとして楽しめると思います。
書道ガールズたちの仲間意識、
書道ガールズたちの親子関係、
書道ガールズたちの地域関係など
随所に散りばめられており、オーソドックスな
パターンだと、後半にクライマックスを持ってきて
一気に感涙してしまうのですが、今回は前半から至るところで
眼をウルウルさせたり、時には、涙をこぼしたりと、最初から最後まで感動しっぱなしでした。
その中でも一番のツボは音楽。
岩代さんが担当されている音もよかったのですが
書道パフォーマンスで使われたアンジェラ・アキさんの『手紙』。
わたしこの曲と歌詞が大好きなんです。
歌聴いただけで、いつもウルウルしちゃうのに、
こんなに上手くストーリーに乗っけられちゃったら
泣くなというほうが無理。肩震わせてヒックヒック、
音をたてながら涙腺の蛇口が壊れたんじゃないかくらいの勢いで泣いてしまいました(苦笑)
◇ ◇
成海璃子さん
『武士道シックスティーン』
剣道から書道への転向組みの一人ですが、
その作品よりも、今作のほうがよかったです。
舞台挨拶中から兆候は表れていまして、
『武士道シックスティーン』のときは、
お互いに褒めあいながらも北乃きいさんとの距離を感じたんです。
ところが今作。
舞台挨拶中、他の人が話しをしているとき、
隣にいる桜庭ななみさんと、微笑みながら、
ヒソヒソ話をする光景が、何度か見られました。
その距離感の違いが
今作の書道ガールズたちの一体感の一端のように私にはうつりました。
桜庭ななみさん。
これまではどちらかというと
『サマーウォーズ』の声優主役以外は
おしとやか系か陰のある役柄が多かったのですが、
今作、“Sの桜庭ななみさん”を観ることができます。
劇中セリフには似ていませんがモノマネもあり
これまでのイメージからは想像できない姿に笑いながら観てしまいました(笑顔)
山下リオさん。
こちらも『武士道シックスティーン』
剣道から書道への転向組みですが、
舞台挨拶で一番、眼が行ったのは彼女でした。
だって顔がメチャメチャちっちゃいんだもん!
以前人物レビューで
芝居は未完成と書いたのですが、
昨年からドラマの主役や、映画のヒロインを経験するに
したがって確実に上手くなっていますね。今作もなかなかイイ味を出していました。
小島藤子さん。
こちらは『とめはねっ!』からの書道部転校組みと同時に、
『おっぱいバレー』女子バレー部からの転向組みでもあるのですが、
セリフは少ないものの、なぜか眼が行ってしまう不思議なオーラを醸しだしていました。
高畑充希さん。
『ピーターパン』からの出張組ですが
一番おいしかったのは彼女でしょう!
おかやまはじめさんとナイス、ハートフル父子でした(笑顔)
☆彡 ☆彡
クランクイン前の
昨年12月から稽古をした書道。
今作、吹替えはなく、すべて自分たちの手で書き上げています。
ラストのパフォーマンスもお見事の一言でした!
それにしても
四国の甲子園熱ってスゴイですね。
今作、
愛媛県の書道甲子園に、
高知県ではまんが甲子園が開催されていますからね。
次は?
徳島県、阿波踊りが盛んなのに絡めて
ダンス甲子園あたりをやっちゃうのかな。
そういや『阿波ダンス』って映画あったよね(苦笑)