「好きとか嫌いとかではなくもっと大切なもの」川の底からこんにちは ユークスさんの映画レビュー(感想・評価)
好きとか嫌いとかではなくもっと大切なもの
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中の下と自分を蔑む主人公爽子が、父の無償の愛=娘のどこがいけないのだと、娘を捨てて逃げる健一に対して食らいつく、を受けて、それまでの自分で何が悪いのかと、素直にでも自分を信じて父の会社を必死に立て直すことに奔走する。
爽子のもとにかえってきた健一に対して
爽子が、好きとか嫌いとかではなくもっと大切なもの、があるじゃない、といってお母さん、お父さん、と叫ぶシーンは爽子が初めて自分を蔑まず素直に真実の愛を求めた叫びだったのではないか。
ただ作品は、ダメな人のオンパレードで、なぜか素直に笑うことができない自分がいた。
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