「口に合いませんでした、ごめんなさい」ソウル・キッチン odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
口に合いませんでした、ごめんなさい
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ハンブルグの場末の大衆食堂「ソウルキッチン」のどん底から新装開店までのドタバタを描いたレストラン・コメディ。シェフものは良作が多いので観てみましたが・・。
いかにジャンクフードの店でも主人公の不潔極まる風貌と雑な仕事ぶりは頂けません、成長物語にする意図でしょうが監督もわざわざ顰蹙をかうように見せるから冒頭からドン引きです。コメデイのスタイルなのでしょうか終始誰かが怒鳴っているオーバーアクションの連続、特にドイツ語はきつい響きの言語なので頭が痛くなります。
登場人物も人格的に残念で癖の強いキャラばかり、感情移入できない映画を観るのは辛いものです。ストーリーも散々気を揉ませてハッピーエンドと言う良くある顛末、それもシャツのボタンに救われるとは軽すぎます、細かいことにはこだわらず、いわゆるノリで見せるタイプの映画なのでしょう、ヨーロッパでは賞もとったようなので主観の問題です、あしからず。私には生理的に無理な映画でした。
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