「アメリカは常にHEROを求めている」アンストッパブル(2010) くろすけさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカは常にHEROを求めている
悲劇が起きた時、起きそうな時、アメリカは常にヒーローの登場と、自らがヒーローになる事を求めているんだなぁ~と、改めて感じました。
良い意味では自己犠牲心、正義感、ちょっと意地悪く言えばヒーローになるチャンスを待っている、求めているって感じでしょうか。
もちろん、問題の解決に全力でぶつかっている訳ですが。
観終わって、そんな感想を持ってしまいました。
それはさて置き、デンゼル・ワシントンは相変わらず格好良いっすね。
ベテラン機関士の味のある雰囲気、彼でなければって役でした。
この大事故、彼なら何とかしてくれるって、真剣に思って観ている自分が居ました。(笑)
いくら正義感や自己犠牲心が強くても、自分の職場で起きている事であっても、それを出来るのが自分達限られた人間しか居ないとしても。
もし自分だったら、自らの命の危険と引き換えに、その中に飛び込む事が出来るだろうか?
そんな中に飛び込んでいく主人公二人と周りの人々。
勇気があって、本当に尊敬します。
最後に、今日本で起きている大きな事故と、ちょっと重ねて観てしまいました。そちらの見えない一人一人のヒーロー達にも敬意を。
コメントする