「まあまあの出来だけど、何にも残らない!」アンストッパブル(2010) pokopenさんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあの出来だけど、何にも残らない!
主人公ふたりは別として、あんな間抜けなディーゼル機関士ばかり、アメリカにいると思うと、列車に乗れないね。
第一エアホースが繋がってない(致命的でしょう)まま動かすなんて、信じられないし、ポイントが転換してないとか連絡する暇があったら、直ちに非常ブレーキをかけるのが先決でしょう。
それに、完全に止まる前に、機関車から降りて、ポイント転換に行くなんて、テレビのバラエティ番組のゲームではあるまいし、プロの機関士がみたら失笑ものでしょう。
こんな機関士の設定で、よく鉄道会社からの協力を得られたもんだと思う。
日本の鉄道なら絶対に協力しないでしょう。アメリカの懐の深さを感じる。
そんな感じで導入部でがっかりしたので、その後も感情移入が希薄となり、荒ばかり目に入ってしまった。
70~80マイルも出ているのに速度感がなく、何故か途中のカーブでは減速しているように低速だし・・・
この減速している時に、代行の機関士を送り込めば良いとか、これだけの重量な物体を、一個の連結器で受け止める能力に疑問を持ったりとか・・・
「スピード」の時も、速度感がなく緊迫感がなかった記憶あり。
この列車の重量感は出ているが、速度感を出してくれたら評価も、かなり高くなったのに惜しい。
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