「もうひと工夫ほしい」ガリバー旅行記 マスター@だんだんさんの映画レビュー(感想・評価)
もうひと工夫ほしい
ジョナサン・スウィフトによる誰もが知っている古典小説を3D映画化したわけだが、中身を知っているだけに、話にひねりがなく飽きてくる。
現代風にアレンジしたと言っても、ガリバーとダーシーの恋を今風の会社組織の中に設定しただけだし、あとは敵役のエドワード将軍がガンダムに出てくるズゴックのようなロボットを操るぐらいだ。
いっそのこと、リリパット王国の敵国はレアアースの産出国で武器生産が得意ということにして、だからガリバーが持っていたロボットの絵をヒントにあっという間に似たようなモノを作り上げてしまった…てな風にできなかったものだろうか?
見どころはジャック・ブラックの豊満?なカラダを使ったギャグだけで、ラストはロック・ミュージカル風だし、ただただジャック・ブラックによるジャック・ブラックのための映画にすぎないのが残念。製作総指揮にも名を連らねてるからしょうがないか。
ジャック・ブラックのファンにはおススメ。
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