「王道、ど真ん中。」ナイト&デイ マロピさんの映画レビュー(感想・評価)
王道、ど真ん中。
まさに横綱相撲。
2大スターを配置。
アクションにラブを込め(コメディのコメでもある)て、うまくまとめればこうなるといった見本市のような作品。
アホバカな設定でもキレのあるアクションをするとこうなるのか、といったまず日本では不可能なことを平気でやれるのがハリウッドクオリティ。
そういう観点で見ればこの作品は5点満点です、はい。
しかし、残念ながら王道過ぎて感動が希薄になってしまいました。
やってることはすごいことなんだけど、当たり前に見せすぎてしまい、見せ場のカタルシスが麻痺してしまう。
これは作り手としては不幸でしょうね。
ファインプレーをファインプレーに見せない、玄人過ぎた作品。
だから、見る人が見れば満点でしょう。
個人的には面白かったんだけれど。
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