特攻野郎Aチーム THE MOVIEのレビュー・感想・評価
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バカをやらせたら本当に天才だった
巨大な悪を4人の男が爽快にぶっ倒す、期待通りの傑作でした。
劇場で見れて良かった。
往年のファンが期待しているツボもしっかり押さえていて、笑わせてくれます。
Aチームを知らない人でも、きっと奴らのバカっぷりを楽しめると思います。
さらに楽しむ為に、本編を見る前に予告編を見る事をお勧めします。
きっとビックリするからw
箍(たが)が外れて暴走しまくりのAチーム
オープニングでの仲間の救出劇、ここで乗れない人は退席してもらうしかない。漫画でもやらないであろう無茶苦茶な作戦に興奮できる人だけ残ればいい。
そもそも「特攻野郎」は、その大胆な作戦が面白いのであり、映画になって更に飛躍したアクションの連続に、くだらない理屈をこね回していると置いて行かれる。TVシリーズが映画になってスケールが大きくなったという話はよくあるが、そんなのどうでもいいというのが「特攻野郎」。映画になって更にハメを外し、箍(たが)が外れて暴走しまくりのAチームとなって戻ってきた。
あの小惑星探査機「はやぶさ」が地球へ軌道修正するがごとく、空中の戦車を軟着陸させるくだりは、もう無茶苦茶以外の何ものでもない。コンテナを山ほど積んだ貨物船を使ったクライマックスまで、その暴走ぶりは笑い飛ばすしかない。
よくもまぁ、こんな作品にトップ・クラスの役者が何人も参加したものだ。恐るべしハリウッド! ハリウッドの底力、いや、狂気を見た。(笑)
TVシリーズ見て無くても…(^_^;)
普通に面白かったけど…
昔のTVシリーズを見てた方にはたまらなく面白い作品だっただろうと思いました。
っていうか…TVで昔やってたんだって、知らなかった((+_+))
3D映画見てたら壁から本当に車出てきたり…
劇場なのに思いっきり噴出しそうになって困りました。
ヤツラは何をやっても大丈夫、必ず成功するって安堵感が常にあって
凄いアクションなんだけど何も心配せずに見られました。
エンドロール最後まで見なくて帰っちゃった人…残念なことしましたよね。
まぁ…私の場合TVシリーズ知らないのであんまり感動無かったんだけど…
昔のシリーズ知ってたら素敵なご褒美だよね。
映画ってこういう所が好きです。
ハリウッドらしいじゃん!
テレビドラマシリーズを見てた世代には懐かしくもはずせない一本でしょ。映画ならではのスケール感もあるし、オリジナルキャラとは違うイメージが若干ありつつも、サブキャラのCIAさんなんかの存在感も楽しめましたよ。
ビールが欲しい…
遂に昔のドラマまでほじくり返すとは、ハリウッドもネタ不足ですな。
リーアム兄さん扮するリーダーが作戦をメンバーに説明するのと、実行中のメンバーの奮闘がシンクロしながら話が進みます。その流れがスマートに決まっていて、すごく観やすく、複雑なミッションのアクションを楽しめます(※だじゃれではない)。
爆発あり、どんでん返しあり、笑いどころあり、そして男気満載です。
ビールを飲みながら観たら、スカッとして最高でしょうな。
特攻野郎Aチーム
これぞ娯楽映画の王道っていう感じの1本でした。
アクションはとにかくド派手!!それに加えて笑えるシーンもしっかりあり頭カラッポにして見ることが出来ました!!
さらにAチームのファンにはたまらない(私もファンです)小ネタが所々に散りばめられていました。
個人的ですがやっぱり吹き替えがオススメです!!
テレビドラマ時代のハンニバルの声優さんが意外な役を演じてましたね!!
やっぱりいいなぁ
テレビ版のファンなので、オリジナルのフェイスとマードックがどこでカメオ出演するか楽しみにしていました。見逃さないように脇役まで目を配っていてたらちょっと疲れてしまいましたが、まさか一番最後に出てくるとは…。B.A.のバンもあっさり壊されて残念でしたが、映画ならではの荒唐無稽さもあって十分面白かったです。
足を引っ張るヤツが1人
派手で荒唐無稽なアクション映画の王道で、
それはこっちも納得済みなのでそれなりに楽しめ、
結束力バツグンのAチームに時に涙、、、までは流さないけど、
はじめて目にするリアル3Dなどお遊びも盛り沢山。
けれども華を添えるソーサを他と同様、魅力的な人に描いてほしかった。
このオネーチャン、登場早々フェイスを目の敵にしていて、
<つきあっていた時にさぞかし酷い仕打ちを受けたのか、
はたまたドロドロの愛憎劇の果てに別れたトラウマか>
などと考えていたら、なんと、
「僕が本気になったら君は怖くなって逃げ出した」(フェイス談)。
思わず誰かさんの口調で「そんだけ〜〜〜!?」。
薄っぺらいから最後のキスが邪魔で邪魔で仕方ない。
CIAのリンチとお互い、
「あらイイ男」「いい女だな」と言い合ってんだから、
もうつきあったらいいじゃん!と思ったくらいだ。
私だって言われたいぞ、一生に1回くらい、
「ハロー、ビューティホー」。贅沢者めが。
テレビ版を観ていない私としては、
ラストのオリジナルキャスト登場にも特別な感慨は無いのだが、
その頃には劇場内の客はそんな私しか残っておらず、
<折角用意されたサプライズも薄情な客相手じゃ意味ねーなぁ>
と残念に思ったのでした。
スカッとする大活劇!
お馴染みのテーマ曲に乗って展開されるVFXアクションが,
ド迫力のオンパレードで大興奮!
信頼関係で結ばれたAチームのチームワークが頼もしくてカッコいい!
シリーズ化希望!
最後まで軽快で爽快なアクション大作。
面白かった!
▲ エンドクレジット後にオリジナルキャラが登場! お見逃し無く!
荒唐無稽すぎるぜAチーム!
うおおお面白ェ〜〜〜!!
『荒唐無稽』という言葉はこの映画のためにあると言っても過言じゃございません。
戦車が空を飛び、ヘリが側転し、コンテナの山が弾け飛び、コンクリ壁をぶち破って車が飛び出し……(最近のブームを茶化すその精神や良し)。
『ボーン』シリーズがヒットした影響か、リアル志向のアクション映画がとにかく増え、THE・荒唐無稽ムービーの代名詞だった『007』シリーズでさえその影響を受けてこじんまりした映画になってしまった今日このごろ。
いや、それはそれで面白いんだが、やっぱり何か物足りないものを感じるんすよ。
そんな昨今においてこの映画ときたら、もう気持ちがいいほどのハチャメチャっぷり。
『空想科学読本』で真っ先に取り上げられそうな物理法則ガン無視トンデモアクションの数々を観て「リアリティの欠片も無い!」と怒るか「ワハハハ、バカやってんなぁこいつら!」と笑えるか。
いやー、僕は十二分に楽しませてもらいました。
アクションシーンも爽快だが、やはりメインキャラ4名が楽しすぎる。
葉巻を燻らせて不敵に笑う姿がカリスマ性をビシバシ放つチームリーダー・ハンニバル。
二枚目で女好き、軽く見えるが実は熱い正義漢のフェイス。
超怪力なのに飛行機嫌い・非暴力主義と弱点多過ぎなバラカス。
飛行機操縦の腕はピカイチだが頭のネジが4,5本抜けてるマードック。
彼らの掛け合い漫才のようなやりとりや破天荒な行動が笑えてしようがない。
しかし、彼らの正義を貫き通す心や仲間を信じる気持ちは熱い。軍法会議の場で「仲間と同じ刑を」と口を揃える姿にはグッとくるものが。
不満点としては、名将ハンニバルの奇策に案外穴が多かったり、個性的すぎるAチームの面々に対して敵役の存在感が薄かったりする所か。
特に作戦を引っ掻き回す傭兵パイクが、エキストラと同じくらいに存在感が薄いのがイタい。最初の登場をもっと強烈にするとか、もっとコワモテのキャストにするとかして欲しかったなぁ。
しかし結論としては、息つく間もないほどに詰め込まれたアクションと笑いの連発に大満足。久々にスカッと爽やかなアクション映画を観られて嬉しい限り。こういう映画、大好きだ!
あぁそうそう、僕はオリジナルのTVシリーズは観たことが無いが、シリーズのファンの方はエンドクレジットまでお席はお立ちなさらぬよう……。
ちょっとしたオマケが付いてますよ。
<2010/8/21鑑賞>
痛快!特攻大作戦!
ヤバイ!楽しい!痛快ですねコイツら!最高!
ここまで笑えるアクションも久しぶりですよ~!
正直、映画評論無用です!
もうずっと浸っていたかった、彼らのチームワークに。
兎に角、キャスティングが最高!
ファン目線で言えばやっぱりリーアム兄さんの渋いカッコヨサ!
「96時間」からこっち、もうアクション専科になりつつあるのかしら兄さん。あの渋さにお茶目要素も加わって不敵さ倍増。彼がスクリーンに出るとやたらと安心感が生まれます!
ブラッドリー・クーパー演じるフェイスの軽妙なアホっぽさ(褒め言葉)も良かったし、ランペイジ演じるB.A.も腕力キャラなのに飛行機苦手なトラウマあったりとか良い味出してた!
てか、一番興奮したし笑ったのがシャルト・コプリー演じる天才パイロットマードック!
たまらんイカレ振り!最高!どのメンバーも彼には敵わんですw
だって、ずっと頭沸いてるじゃないですか!彼の奇行にゲラゲラ笑いっぱなしでしたw
「第9地区」のヴィカス君がこんなキャラに化けるなんて!ファンになりましたよ。
頭から尻尾までたっぷり詰った特攻作戦のオンパレード!
ゲラゲラ笑ってスカっとして、夏バテふっ飛ばしましょう!
TV版のイメージが、ちゃんと生きています!
TVで大人気だった、『特攻野郎Aチーム』の映画化版。映画化に際して、TV版ではベトナムと言う設定だったのが、イラクに変更されています。また、TV版より、笑いは控えめになっています。それでも、元々の笑いの要素は残っていますが。
ジョージ・ペパードのハンニバルも良かったですが、リーアム・ニーソンのハンニバルも良いですね。元々リーアム・ニーソンがハンニバルだっけ?と思ってしまうほど、似合っています。その他の、フェイス、B.A.、マードック、それぞれみんな、TV版のイメージをキチンと再現しているのは素晴らしいですね。
基本的に、ドタバタを楽しむ作品なので、ストーリーの緻密さには欠けると言ったら、言い過ぎかもしれませんが、ツッコミどころは目に付きます。でもそこは、復活したA-TEAMに免じて目を瞑ることとします(笑)。
TV版の人気を裏付ける(?)のが、意外に、年齢の行った観客が多かったこと。これは、TV版を楽しみにしていた層と言う事かと思います。
TV版でフェイスを演じていたダーク・ベネディクトと、TV版でマードックを演じていたドワイト・シュルツが、最後の最後に、それぞれ“フェイス”と“マードック”と共にカメオ出演しています。最後まで、席を立たないように!
う~ん、迷うところですが…
評価4.0で☆ 面白かったです。 オリジナル作品を観たことがないですが、こういうヒーローものは いつの時代もウケがいいと思います。 迷ったのは 評価を4.0か4.5にするか… 個人的に『The Losers(ザ・ルーザー)』が めちゃくちゃ面白かったの (レビュー書いてます、チェキしてください☆) で、こちら(The A-Team)の点数を抑えました。
ハンニバル役の リーアム・ニーソン。 ブラピの如く“歳を重ねるごとに 色気が出てくる人”だなと思いました。 『タイタン…』はさておき、『96時間』でも 無敵の父ちゃんを演じててすごく良かったし、今回のグレイヘアが 渋い頭脳派・ハンニバルを好演。 Tシャツから分かる 何気に鍛えられた体もセクシー☆ これからも注目・イチオシの俳優さんです!
ハンニバルの右腕・フェイスを演じた ブラッドリー・クーパー。 今回は 彼の演技に助けられた場面がいっぱいあったように感じます。 その理由の一つに 相手役のジェシカ・ビールが NGだから。。。 彼女、『バレンタインデー』では結構良かったのに、今回のポジション(フェイスの 元カノ中尉、彼を追いつつも 心の葛藤を抑えられない)は 演技力を問われたと思うし、実際 イマイチでした。。。 ブラッドリーはというと『ハングオーバー』でいろんなことが吹っ切れた?と思うほど、モテすぎ男を好演。 テイラー・ラウトナーばりに 肉体美を披露してました+ 甘いマスク+ 味のある演技 = ブラッドリーだけでも 一見の価値ありです!
ゴッツい大男・B.A.役に クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン。 モヒカンにタトゥーの 強面ですが、心やさしくて“飛ぶのが”苦手な 車好き☆ 彼のトーク(セリフ)は、かなり笑えます!
B.A.と ボケ&ツッコミを繰り返す マードックに シャルト・コプリー。 『第9地区』でブレイクした俳優さんです。 彼、アフリカ出身なんですね (それで“語学”が堪能なのかな)。 もっと弾けてくれてもよかった、かも。 かぶり物がやけに似あう、お茶目なマードック。ピッタリの ハマり役でした。
CIA・リンチ捜査官役に パトリック・ウィルソン。 『ウォッチメン』で 主役やってた彼です。 痩せてスッキリ、生え際もスッキリ(衰退、笑)インパクトに欠ける役柄&演技だった気がします。 たぶん “ナイト・オウル”コスチュームがなかったから?? 隠れイケメン、もっと頑張ってほしいです。
全体的に テンポよく、アクションも 程よく、笑いもしっかり取り入れられてて 良かったです。 “元軍人が チームでたたかう”という点で 『The Losers(ザ・ルーザー)』とカブってて、比べて観ちゃいました。 無敵チームを 安心して観たいなら 『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』、ドキドキの展開を期待するなら 『The Losers(ザ・ルーザー)』で!!(オフィシャルサイトも 覗いてみてね☆☆☆)
暑気ばらいの豪快さ!
大好きだったキャラクターを、4人ともそのままちょっと今風にしたって感じ、大満足でした。Aチームは笑顔が多くて好き、カッコいいです。
オリジナルを知らなくても大丈夫、最初から最後まで、作戦全開です。
夏休みの"THE MOVIE"らしく豪快で、家族で楽しめました。
エンドロール最後の方に例のテーマソング、ホント嬉しくなっちゃいました。元気をもらいました。
オリジナルを超える、この夏一押しのアクション映画
オリジナルの「特攻野郎Aチーム」のTVドラマおよび映画を見ていた人は、
本作品を観ると全く別の作品だと思うでしょう。
あまり宣伝していないので、期待しないで試写会に観に行ったのですが、
最初から最後まで約2時間という長い時間を全く感じさせない興奮を味わいました。
オリジナルは、気の抜けたストーリーに、田舎芝居のような演技、
センスのないアメリカ人らしいギャグに、そこらへんにいそうなおっさん俳優といった、
まるで日本の「水戸黄門」のようなドラマなのに、
本作品は、トム・クルーズの出演していない「M:I」シリーズのように感じました。
最初から最後まで無駄なシーンの一切ない編集、考えられた脚本、
SFXを駆使した特撮、派手なアクション、クールな音楽、そしてAチームの4人が
オリジナルと比較にならないくらいカッコ良すぎです。
往年の「特攻野郎Aチーム」ファンは、本作品があまりにオリジナルと違うのでガッカリするでしょう。
反対に、本作品を観て、オリジナルのTVドラマ&映画を観る人は、あまりの落差にガッカリすることでしょう。
今年の夏公開の作品では、家族向けに大ヒット作が2作出ていますが、大人向けの映画としては、TVで大々的に宣伝している邦画よりも断然本作品をお勧めします。
「ダイ・ハード」シリーズ、「M:I」シリーズなどのアクション映画が好きな人なら、きっと興奮すると思いますよ。
仰天同地の迫力あるアクションがてんこ盛り。ついでにハンニバルの知略によるドンデン返しに魅了されました。
劇場版になって、アクションが空前のスケールで展開されます。
冒頭から、ドンパチ全開!まるでクライマックスシーンを見ているかのような救出シーンです。この段階では、メンバー全員は出会っておらず、ハンニバルがフェイスを助ける過程でバラカスや、シャールトと出会い仲間になっていくという特攻野郎Aチームの始まりからスタートしています。
シャールトが登場して、場面はいきなり空中戦に。これも今まで見たこともないくらいのアクロバットな飛行シーンでした。
冒頭からして、迫力満点なのにずっとこのテンションで最後までぶっ飛ばします。特に、ラストの大型貨物船を舞台にした黒幕一味との決戦シーンは、圧巻です。貨物船が爆破され、積み荷の大型コンテナが、積み木を崩れる中での銃撃戦は、息を呑む凄さ!
他にも、脱獄途中の戦闘機を打ち落とされて、墜落中に搭乗していた戦車に乗り込んで落下するシーンや、高層ビルをワイヤー一本で敵陣に窓から侵入して、殲滅する所など見所一杯です。
理屈抜きで楽しめる、真夏の痛快アクションとして、傑作だと思います。
アクションばかりではありません。諸葛孔明、勝海舟を過去世に持ち、ローマ帝国を悩ませたカルタゴの知将ハンニバル将軍と同じ名前のハンニバルは、「作戦(戦略)は奇を以ってよしとすべし」を座右の銘とするに相応しく、奇襲や知謀で鮮やかな作戦を見せてくれます。特に冒頭のフセインの残党から、米ドルのニセ札を強奪する作戦計画は、大胆不敵かつ緻密な手際の良さ。また4人が別々の刑務所に収監されたとき脱獄させるハンニバルの手腕も痛快無比です。さらに既出のラストシーンでも、貨物船の爆破というアクシデントに、一見計画が失敗したように見せかけて、実は着々と作戦どうりに黒幕一味に罠を仕掛けて、填めていく知謀がまた凄いのですね。アクションばかりが見せ場ではないのです。
さて、本筋のストーリーは、冒頭の8年後のイラク戦争末期。輝かしい戦勲を上げてきた特殊部隊「Aチーム」ことアルファ部隊のメンバー4人は「バグダッドで活動するゲリラが巨額の金と『USドル紙幣の原版』を持って逃亡しようとしている」という情報から上官の命令でゲリラを討ち、無事原版を手に入れることができました。
しかし直後に上官は爆死し、原版は何者かによって持ち去られてしまいます。Aチームは何者かによって濡れ衣を着せられ、特別刑務所での10年間の懲役を言い渡されます。しかし、CIAのリンチ捜査官からリベンジしないかという誘いに乗ったハンニバルによって、チーム全員が脱獄。当局の追跡をかわしながら、自分達をハメた黒幕に迫っていくという話です。
次第に持ち去ったと思われるアラブ過激派に迫る中で、意外な黒幕が浮上するというもの。やっぱりCIAは信用できないのかも(^^ゞ
脱獄を追う陸軍の捜査当局に加え、CIAからも命を狙われるなかで、チームは巧みにかいくぐって実行犯と原版へたどり着きます。けれども別に実行犯に指令をしていた人物がいて、そいつはどうも見方のフリをしながら、チームを填めていったようなのです。そして、さらに決して表には出てこなかった黒幕は、ハンニバルにとって信じがたい人物でした。しかしチームの濡れ衣を晴らす証人となる黒幕は殺害されてしまいます。ここからハンニバルが編み出した起死回生の作戦は、まさに「作戦は奇を以ってよしとすべし」でありました。
本作の魅力して、アクションと戦略だけでなく、チームの4人のキャラクターが、際立っていることも挙げられます。
ハンニバル大佐のしょうもない変装癖は、オリジナル同様に健在でした。
次に女たっらしのフェイスは、本作でもチームを何度も危機に落としていれています。 今回は、その恋の相手が、自分たちを捕まる陸軍リーダーとなったソーサ大尉だから、ややっこしいのです。ソーサとフェイスの関係がどう変わっていくのかも見所の一つでしょう。
そしてB.A.ことバラカス軍曹は、一段とパワプルさが目立っていました。実は、演じるクイントン・"ランペイジ"・ジャクソンは、UFC世界ライトヘビー級王者。「ランペイジ(暴れん坊)」のニックネームを持つ男。CG抜きで、閃光一発で人が吹っ飛んでしまうのも頷けます。
ところでバラカスの名物の飛行機嫌いは変わっていません。あの巨体を飛行機に乗せる度に、注射で眠らせるのは大変な手間ですね。さらに今回は、キリスト教に突然目醒めて、ガンジーの非暴力主義をすっかり信奉してものだから、途中でぜんぜん戦力にならなくなります。もう人は殺さない、暴力はふるわないというバラカスが、その意思を貫けるものかどうかも見物です。
さらにマードックは相変わらず精神病棟暮らしでした。しかし、不思議なことに作戦参加中はまともだし、操縦桿を握らせば、天才的な冴えを見せるのですね。どこまで正気なのか、全然わからない不思議な奇人でした。
最後にエンドロール終了後にも、ワンショット笑えるシーンがオマケについていますので、お席を立たないでください。
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