「世界観についていけない」マルドゥック・スクランブル 圧縮 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
世界観についていけない
殺されかけた少女が、犯人を追い求めながらも、自らの再生を目指す物語。
冲方丁原作のSFサスペンス。この映画の脚本も冲方丁自身が担当されているようですね。
作画はしっかり。キャラデもアクションも劇場版クォリティ。
声も、主人公には人気の林原めぐみを起用。不幸な生い立ちから、人生に絶望した主人公を上手に演じていました。
ただ、物語の世界観の説明が不十分で、上手に物語に入っていけません。
また、数少ない登場人物の周囲だけで物語が進行してしまい、全体像が見え難くなってもいます。ラスボスの存在感が希薄になっていったのも、それも原因かもしれません。
私的評価はやや厳しめです。
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