「祝うという意味で」マダガスカル3 Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
祝うという意味で
パラマウント100周年記念を祝うという意味で、作品の派手さとリズム感と とにかく楽しいという部分で成功。 一作品としてストーリーを追うと ちょっと流れが強引で「アニメだしな。。」と何度もつぶやいて 自分自身を納得させながらの鑑賞となりました。
とにかく聞き取りやすい声出の ベン・スティーラー(『ペントハウス(2011)』)とクリス・ロック(『What to Expect When You're Expecting(2012)』)。 アテレコではアドリブも聞かないので、二人の面白さは出ず。 でも アレックスとマーティの声がしっかり定着しています。
名前を見てあらためて「そうか」と思ったレギュラー出演。 グロリアの声はウィル・スミス妻(ジェイダ・ピンケット=スミス、『マトリックス・シリーズ』)、ジュリアンの声は サシャ・バロン・コーエン(『ディクテーター(2012)』)。
何気に豪華な サブ・キャラ。 アレックスたちを追い掛けるキャプテン・デュボイスを演じたフランシス・マクドマルド(『バーン・アフター・リーディング(2008)』)。 サーカスのヒョウ?・ジーアを演じた ジェシカ・チャステイン(『ヘルプ 心がつなぐストーリー(2011)』)。 ヴィタリーを演じた ブライアン・クランストン(『トータル・リコール(2012)』など。
この作品の一番の見どころと言える 個々のキャラクターの表情が今回も生きていたと思います(特に 飛行機での追跡合戦、屋上にいた モーリスのぬか喜びが 私のお気に入り)。 もっとセリフが面白ければ 評価がのびていたと思う3.5。 キッズには ややウケでした。