メガマインドのレビュー・感想・評価
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「ババア、おんぶしてやるよ」作戦
思わぬ掘り出し物。
これが最大の感想で、日本には来ていない良作が、まだまだ埋もれているんだなぁ…と感じました。
なにしろ、ブラッド・ピットが声を当てているんですから、米国での力の入り工合は相当なものでしょう。
そこで感じたのが、ひどい人間だと思っていたのが、見てないところで「いいこと」をしていることに気づいたときに、一気にその評価が逆転する現象、名付けて「ババア、おんぶしてやるよ。」作戦。
全く期待しないで見たので、ニュートラルに作品を楽しめました。
ヒーロー物映画の新しい答え
大体は自作自演なんだけどヴィランがヒーローになるって結末、メガマインドってやつはいかにもヴィラン顔だし幼馴染にいかにもスーパーマンなメトロマンってのがいるからヴィランやってたんだけど、ヒーローになる。
死んだ演技をしてヒーローという役目を放棄したメトロマンは一見無責任に見えるかもしれないが、ふと立ち止まった時ルーティン化された日常に気づいて行動したし、押し付けられるような役目を放棄してしまえるってメッセージがよかったよね、メガマインドもヴィランで刑務所出入りしてるようなやつなのに街を守るヒーローなれたし、最初から決まってることなんてない、負け組のようでも行動すれば変われるみたいなメッセージも込められてよかったな。
たまたまYouTubeのおすすめに、この映画のワンシーンが出てきて気になって調べたことがきっかけになりこの作品に会えて良かったと思う。3.8!
正義のために
子どもの頃からライバルだったいい子ちゃんが今ではメトロシティのヒーロー、メトロマン(ブラッド・ピット)として活躍していたが、子分のコブンギョ(原語ではミニオン、声はデヴィッド・クロス)に脱獄を手伝ってもらい、ついに太陽光線でメトロマンを倒してしまったメガマインド。『アバター』のように、一人だけ青い顔をした火星人の顔のようなメガマインド。ついにメトロシティを手に入れることになったが、虚しくてしょうがない。対立する正義のヒーローを作るためにメトロマンのDNAを誰かに注入することを思いついた。間違って注入したのは、TVレポーター・ロクサーヌ(フェイ)の相棒TVカメラマンのハル(ヒル)だった・・・
メガマインドはハルをタイタンとして正義のヒーローに仕立てるのに苦労する一方、科学者バーナードに変装してロクサーヌと恋に落ちて性格も丸くなっていた。おかげで街は平穏を取り戻し、事件も起こらない状況となってゆく。しかし、メガマインドがロクサーヌと仲良くなったことに怒り、ハルは悪党になっていくのだ(笑)。
メトロマンが実は生きていた!てのは重要じゃない。最後にはヒーローとしてハル=タイタンと戦うメガマインド。正義の力を授かったとしてもグッドガイにはなれないということを訴えてくる。そして、正義のヒーローの憂鬱。結末は予定調和だが、彼にしてもそのうち憂鬱になって逃げ出すしかないような気もする。ロクサーヌと末永く愛し合っていけば別だが・・・
ひねくれヒーロー映画
ダメなヤツが作ったダメなヤツのためのヒーロー映画。
ビジュアルのキモさに初めはどうかと思ったけど、
どんどん引き込まれて行った。
何故なら僕もダメなヤツだから。
かなり遠回りしてラストに向かったけど、
それがメガマインドのキャラクターの捻くれと相まって
ラストはなんか感動しちゃった。
ぶっちゃけメガマインドのビジュアルは気持ち悪いけど途中で出て来たメガネのオタク野郎の
ビジュアルが良かった。
あまり知られてない作品だと思うけど、
思わぬ掘り出し物だった。
子どもにはどうかと思うけどオススメします。
何これ
面白いんだけど!
ヒーローと悪役、お互いが心のそこでは認めあっているいわば、喧嘩相手がいなくなったときの寂しさが切ない。
悪役が正義のヒーローに・・・こんな話結構好きだな。
トムとジェリーを思い出した(笑)
日陰ものの為の映画
まずライバルのヒーローのいけすかない感じがよく出ている。人気者で調子乗りなところとか日陰者から見たそれがすごく良く出ている。
最後にはそのいけすかない奴から認められていたとわかるが、そこに良さがあるのは主人公の悪党もそのヒーローを認めていたからこそだろう。
捻くれ者が成りたい自分に成り行く姿に大変共感した。
良作だが序盤ダレる
人はみんな、なりたいものになれる。
青臭いけどまっすぐなメッセージが心に残る良作。
コメディパートもアクションパートも見ごたえがあるけれど、
欲を言えば序盤が少しダレてしまう。
メトロマンについてのひとひねり、個人的にはすごく好きです。
邪道ヒーローものとして良作
子供向けヒーロー物でヒーローがいなくなったら…という設定
これがありそうで今までなかったアイディアでなかなか面白い
タイトルで邪道ヒーローもの、というのは本作のメガマインドはアンチ・ヒーローでもダーク・ヒーローでもないから
主人公メガマインドは一貫して「ヒール」で、徹底して利己的、誰かを守ったりはしないし、かと言って人殺しを喜々として実行したり、人を傷つけるようなことはしない。
アクションは見応えもあるし、セリフもひねりがあって大変いい
ところどころで挿入されるBGMもかっこいい
「ヒールのあり方」というものを考えさせられる。
子供向け作品と言っても侮れない、良作だった。
面白い
宇宙人の悪役がヒーローになるっていうストーリーだけでワクワクするし
悪役はヒーローがいなければ悪事を働けなくて張り合いがない、逆にヒーローはヒーローという選択肢しか選べないで不自由
という2人の裏の声というか、お互いがいてこそ成り立ってるものがあるんだなと感じた。
ドリームワークスはなんかキチンとふざけてる所が本当に好き。シリアスな場面かと思ったらちゃっかり主人公がボケたり、ドタバタした感じがまた良かった
でもやっぱり人間と宇宙人の恋は気持ちいいものではなかったから−0.5点かな(笑)
悪役だってつらいよ
悪の天才メガマインドは、宿敵の正義のヒーロー、メトロマンを倒してしまう。
ライバルを失ってしまったメガマインドは、ヒーローの代役を立てるが、暴走。
正義の味方として立ち向かう事に…?
皆の嫌われ者、悪のメガマインドが愛嬌たっぷりで憎めない。まるでシュレックみたい。
皆の人気者、正義のメトロマン。あっさり死んじゃうが…?(これ以上はネタバレ、ヒーローにだって悩みはある)
果ては、新たに正義のヒーローになったタイタンが、その力を好き勝手に悪用。何だか現実味がある。
悪が善を倒し、善が悪となり、悪が善となる。
善対悪の構図を一捻りした、ドリームワークスらしい皮肉の利いたCGアニメ。
正義の味方は大変だけど、悪役だって大変。
好きな女性に想いも伝わらない。
でも、実はイイ奴メガマインド。
本質は見た目じゃない。
普遍的なメッセージもきちんと織り込み、好感。
日本劇場未公開が惜しいエンターテイメント。
笑った
何度も声を出して笑った。コメディーだからそれだけで十分なのだろうけど、この映画のメッセージにも元気が出る。ブラッド・バードが「アイアン・ジャイアント」や「レミーのおいしいレストラン」で何度も語っていたのと同じで、自分の見た目や評判にとらわれず、なりたいものになるんだ、ということなのだ。物語は単純だけど設定はひねりが効いていて、本当は別のものになりたかったメガマインドたちが最後に見せる笑顔がいい。
オロォー?
ちょい大人向けアニメの(ブラック)コメディ。 アニメの部分は 『シュレック・フォーエバー』や 『怪盗グルーの月泥棒』のような面白さ、コメディ部分は 『キック・アス』といい勝負。 総評するなら、「まぁ良かった」といったところです。 前記した3作を観た後なので、どうしても 比べてしまいました。 ただ、この作品にはイチオシ!ポイントがいくつかあります☆ ブラピを筆頭に ウィル・フェレル、ティナ・フェイ、ジョナ・ヒル、そしてベン・スティーラーが声の出演!! 現代風刺もあり、ストーリーが “ただのヒーローものではない”ところが 興味深い☆ そして選曲が GREAT!!
悪役のメガマインドは、正義の味方で ライバルのメトロ・マンを倒してしまったため 敵を失しなって、退屈な日々を過ごしていた。 そこで、メガマインドは 新たな敵を作り出すのだが、計画したとおりにいかず 事態は思わぬ方向へ… (作品情報より 抜粋)。
主人公・メガマインドの声に ウィル・フェレル。 ピッタリです!くだらないコメディだけ演じる人かと思ったら、声優で魅せてくれるなんて 好感度ますますアップ☆ 独りで寂しくつぶやいてるシーンなんか、メガちゃん 可愛く見えちゃって・そして笑えました。
メガちゃんのライバル・メトロマンの声に ブラッド・ピット。 うぅ~ん♡エルビス・プレスリー系のセクシーボイス、メトロマンの容姿も そんな感じで完璧すぎるところが 笑いのツボかな。 ヒーローなのに何気にオッサンな感じがマニアックで 個人的に面白かったです。
テレビリポーター・ロクサンヌの声に ティナ・フェイ。 彼女もヨカッタ!! キャラクターと声が すごく合ってました。 メガちゃんとのやり取りを中心に ストーリーが展開していくので、重要ポジション。 このキャスティングは 完璧☆です。 あと、ロクサンヌの目元が アンジェリーナ・ジョリーに似てると思うのは アタシだけ? チェキしてみてください。
テレビカメラマン・ハル(ハロルド)の声に ジョナ・ヒル。 んまぁ、ソックリ! 本人とキャラが似ているのと同時に、「こうゆう人 いそうだよね…」ってゆう ハルの外見としゃべりが 合ってました。 やっぱりジョナは これくらい毒吐いてしゃべってる方が 彼の持ち味がでると思う。
図書員・バーナードの声を演じた ベン・スティーラー。 あぁ、知らなかった… ベンだったのね。。 出演シーンは少なめですが、ピンポイントで 笑わせてくれました。
あと、個人的に好きなのが キャラクターの【ミニオン】、デービッド・クロスという人が 声を担当。 ご主人さま想い、お茶目で可愛いです★
一昔前に流行った(野暮ったい)ノリノリ・ミュージック♪も、この映画を盛り上げてます。 思い通りにいかない人生、それでも生き抜け メガマインド! ぜひとも 続編を観たいです。
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