「やっぱりそれが現実なのか」闇の列車、光の旅 αさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱりそれが現実なのか
貧困から抜け出すためにアメリカを目指す南米の少女…という点で『そして、ひと粒のひかり』を思い出しました。あれが好きな人は、ぜひこちらもオススメしたい。
主役の2人には恋愛感情もあるのだろうけど、淡く描くだけであくまで現実的。ともに生き残り、アメリカにたどりつくためには互いを信じて過酷な道を歩んでいくしかない…と。
最後は予想していた結末になったけれど、やっぱりそれが現実なのか。監督は今回がデビュー作の、まだ30代の若い監督だというけれど、最後まで透徹した眼差しはホンモノっぽさを感じました。
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