「幼なじみって、いいね。」ボックス! りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
幼なじみって、いいね。
クリックして本文を読む
勉強はできないけれど、腕っ節に自信のあるカブ。
すごく勉強はできるけれど、いじめられっ子のユウちゃん。
小学4年生の時に、離れ離れになって以来の再会。
でも、二人の友情は、ちっとも変っていなかった。
「ユウちゃんを、ずっと守る」
強くなったユウちゃんを、素直に喜べるカブ。
自分の弱さとの戦い。
心配してくれる友達。
幼い頃から、二人して、子供なりに、世間と闘っていたんだね。
いいな~。篤き友情。
人間って、自分のためは当たり前でも、友のために頑張る、そんな時に、ものすごく力がでるのよね。
冒頭の電車内のシーンで、一気に話に入り込んでしまった。
ボクシングシーンは、ひょっとしたら見るのがツライかもしれないな~なんて心配したけれど、痛いっ!!と感じながらも、最後までしっかり釘付けになって見た。
市原君、すごく練習したんだね。
心臓病で亡くなったマネージャーのマルブタの言葉。
「私が亡くなったら、天使になってリングのカブを見守るの」
みんなと一緒に、涙が流れた。
久しぶりに見た、宝生舞さん。
市原隼人君のお母さん役とは、ちと可哀想と思ったけれど、母子家庭の大阪のおかんを好演。
栄養ドリンクとカブがあだ名をつけた稲村の、目つきのイヤラシさも良かった。
そして、学校に居付いている犬君とうさぎも可愛かった。
コメントする