「オスカーとラジー」しあわせの隠れ場所 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
オスカーとラジー
序盤のシーンがにくい演出。まるで警察で取り調べを受けているかのようなやりとりだったけど、終盤に何か事件を起こすんじゃないかと冷や冷やさせられた。ブランコに乗ってる子供を後押ししたり、生き別れになった兄と会ったり、実家近くの不良どもと会ったとき等々。まぁ、車で事故ったのはビックリだったけど、事故だからしょうがないか・・・
原題のブラインドサイドというのも、クォーターバックだけが花形とされていたアメフトにおいて革命的な攻撃防御みたいなレフトタックル。よくわからなかったけど、クォーターバックの守護神みたいな存在?相手のクォーターバックの死角から攻撃するポジション。
知能指数などなど学業は全くダメだけど、守護本能だけは特異的に優れていたマイケル。つらい麻薬や暴力などの悪環境に育った選手は粗暴になるという定説を打ち崩すかのように、穏やかな平和主義者になったのだ。よくあるアメフト映画とは一味違ってたなぁ。
この映画によって、オスカー女優になってしまったサンドラ・ブロック。同じ年にラジー女優賞を取ってしまうところが憎い(笑)。やっぱりマイケルが守護天使だったのか。オスカー女優のキャシー・ベイカーも守ってたのかもしれない・・・
【2011年視聴】
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