「久世七曜会」必死剣鳥刺し ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
久世七曜会
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麗しのトヨエツ。スッキリとした髷姿も良いが、ザンバラ髪も色っぽい。こんなステキな殿方と一緒に暮らしてたら、惚れずにいられない。毎日ガン見!つけ回す!ムハー!
しかし、連子様の理不尽に、静かに怒ってるとして、なぜ三左エ門(トヨエツ)があのような行動を起こすのか、もっと理由が欲しい。あまりにもいい人で、とがった正義感が感じられない。三左エ門より、別家様(吉川晃司)の方が、もっと正義感でメラメラしている。なんで別家様と密かに手を結ぶとかしないのかね。別家様が当主になれば、善政を行うかもしれないし、カイゼンに向けて作戦を練ろうよ。
鳥を狙う構えを取り入れた剣法、鋭い殺陣がかっこいい。殺陣は久世七曜会が担当、NHK大河ドラマや時代劇ドラマに必ずクレジットされているところ。ラストの立ち回りは、狭いところで侍がひしめき合う。雨まで降って、ステキなトヨエツがなぶられ、不毛な殺し合いとなって、鳥刺しで幕を閉じる。まさに魂の一突きであった。しかし、何も知らずに待ち続ける里尾(池脇千鶴)が、哀れでならない。
BS-TBSの放送を録画で鑑賞。
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