「淡々と猪山直之の半生が描かれたストーリーで、つまらなくはないが、特...」武士の家計簿 やぶうちへびさんの映画レビュー(感想・評価)
淡々と猪山直之の半生が描かれたストーリーで、つまらなくはないが、特...
淡々と猪山直之の半生が描かれたストーリーで、つまらなくはないが、特に面白いとも思わなかった。
主人公の猪山直之は「そろばん馬鹿」と揶揄されるように、数字や信念を決して誤魔化さず、細かいまでに突き詰める。
要は変わり者で、功績もあるが周りはとにかく振り回される。
そういった主人公の人柄を受け入れられない人も多いんじゃないだろうか。
また、それを魅力として描かれているようにも見えない。
終盤の唐突なおんぶ回想シーンには、つい吹き出してしまった。
伏線だったらしいが記憶に無かったのと、元のおんぶシーンの異質感(映画の雰囲気と少し合わない)があってのことだが、描き手の狙いとこちらの心が一致していない事の表れだと思う。
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