「深刻なのに深刻ではない」プレシャス 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
深刻なのに深刻ではない
お話は、ハーレムの最底辺の黒人の虐待あり近親相姦ありのかなりシビアでドツボな内容なのに、
滑稽なほどのおデブちゃん
時々挟まれる極楽な妄想シーン
そこにかぶるやたら陽気な音楽
のお陰で、コメディ的な明るさのある妙な味わいの映画です。
この脚本渡されて、こんな仕上りにする監督のセンスは相当なもんです。
しかし、マライヤ・キャリー選手とは見終わって解説読んで初めてしった。凄く印象的だと思ってたので我ながら慧眼。
先生も同級生もみんなアッケラカンとしてて救われます。
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