劇場公開日 2010年4月24日

  • 予告編を見る

「深刻なのに深刻ではない」プレシャス 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5深刻なのに深刻ではない

2022年5月17日
スマートフォンから投稿

お話は、ハーレムの最底辺の黒人の虐待あり近親相姦ありのかなりシビアでドツボな内容なのに、
滑稽なほどのおデブちゃん
時々挟まれる極楽な妄想シーン
そこにかぶるやたら陽気な音楽
のお陰で、コメディ的な明るさのある妙な味わいの映画です。
この脚本渡されて、こんな仕上りにする監督のセンスは相当なもんです。
しかし、マライヤ・キャリー選手とは見終わって解説読んで初めてしった。凄く印象的だと思ってたので我ながら慧眼。
先生も同級生もみんなアッケラカンとしてて救われます。

越後屋