「リアリティを追求した映画、と言えばいいのかなぁ」プレシャス Emiさんの映画レビュー(感想・評価)
リアリティを追求した映画、と言えばいいのかなぁ
クリックして本文を読む
母親のボーイフレンドにレイプされて、2人の子供を産んだプレシャス。
「そんなことあるか?」と思ってしまうけど、そこにリアリティを吹き込むのが母親を演じたモニーク(アカデミー助演女優賞受賞)。
プレシャスの淡々とした演技と、現実逃避するシーンだけでもこの映画の伝えたいことは伝わるけど、母親がソーシャルワーカーの前で吐き出した話でこの映画は一気に厚みを増す。
あり得ないと思ってしまう。
でも、この世界にはこういうことがあるんだと思う。
他にも、マライア・キャリーがすっぴんに近いメイクでいい演技してたり、レニー・クラヴィッツがやっぱりかっこ良かったりと、見どころ満載。
いろんな意味で、見て絶対損はしない映画。
コメントする