「畏怖の念を持ちましょう」パラノーマル・アクティビティ あんゆ~るさんの映画レビュー(感想・評価)
畏怖の念を持ちましょう
2009年アメリカ映画。86分。今年11本目の作品。この手のイベント的な恐怖映画はいくら酷評されようとも必ず映画館で観るようにしています。良い音響、大きなスクリーンで観なきゃ意味がないから。
内容は;
1、子どもの頃から霊的体験の多い女性は最近になってまたしても怪奇現象に襲われる。
2、猜疑心の強いボーイフレンドがホームビデオを買って本当に霊的なものなのか検証しようとする。
3、それから二人の暮らす家に怪奇現象が頻繁に起こるようになる。
はっきり言います。この作品は作り物ですが現実にこの手の現象はあります。それが霊的なものなのか悪魔の仕業なのか、はたまた単なる幻覚なのかなんてどうでもいいこと。それがなんであれこの手の「経験」をしている人はいます。
わたくしも本作までいかなくても同様の「経験」をした一人です。それを後解釈でどのように説明され、否定されてもその「体感」はまさしく本物なものとして残っているのです(それに主観で起きることなんて説明しようがないでしょ)。
だから普段ならホラーで怖さを感じたときに笑ってしまうわたくしなのですが、途中からまったく笑えなかったです。あの学者がふたたび家に入った時にもらした「寒い」という言葉を聞いたとき逃げ出したくなりました。
この作品を鼻で笑える人は幸せな人です。でも、バカにしすぎないようにすることをお勧めします。なにが起きても誰も助けてくれないのですから。
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