劇場公開日 2011年1月29日

「謎が謎のまま進んでいくのが良い。想像力を刺激させられる。」GANTZ だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5謎が謎のまま進んでいくのが良い。想像力を刺激させられる。

2011年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

難しい

ホームから落ちた酔っ払いを助けようとして、地下鉄に轢かれた主人公と幼馴染。
次の瞬間、2人は何故か生きていて、謎の球体が目の前に現れる。
この冒頭のシーンから物語に惹き込まれてしまいました。

訳のわからないうちに、戦いの中に放り出される主人公達。
観ているこちら側も、訳が判らないながらも、スピード感のある展開にグイグイと引っ張られていきます。

日本製のSFアクション映画としては、本場ハリウッドにも引けを取らない作品に仕上がってると思います。
寧ろ、日本が舞台で日本人の役者が演じている分、入り込みやすいし、リアリティがあります。

僕は原作は未読なんですが、
恐らく、原作のストーリーは相当端折られてると思います。
それが逆に、スピード感のある展開となって、良い方向に出ているんじゃないか?という気がしますね。

賛否両論あると思いますが、
謎が謎のまま進行していくストーリーに関しては、僕は「アリ」だなと思いました。
1から100まで全部を説明すれば「良い作品」ということはないですからね。
観る側に想像する余地を残しておくのも、作品としては「アリ」でしょう。

どんな結末が用意されているのか?
後編を観るのがとても楽しみな作品です。

だいすけ