「漫画を実写化する難しさ」GANTZ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
漫画を実写化する難しさ
「デスノート」「20世紀少年」同様、原作漫画を見てないので、普通に楽しめた。
設定や異星人はユニークで奇抜だし、オープニングから中盤までは、謎が謎を呼ぶ展開で興味惹かれた。
が、中盤から後半は 少々失速したような…。
戦いの中で露わになっていく本能や命等、シリアスなテーマを描くのはイイが、描き方がもう一つというか、メリハリが無いというか、漫画を実写化した邦画のワンパターン。
実写版「ヤッターマン」も前半と後半の温度差が酷かった。
他の原作を読んでいる方のレビューを見ていると、その酷評は凄まじいが、それは漫画を実写化した時の宿命。
原作に熱烈なファンが居れば尚更。
そこは妥協しつつ(?)、甘んじつつ(?)、後編に期待したい。
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